「面白いことで利益を出したり、沖縄の経済に貢献したい。」株式会社輪っしょい・南風見一樹社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第74弾となる今回は、株式会社輪っしょいの南風見一樹社長をご紹介します。

国際通りを中心に肉食系居酒屋「輪っしょい」や、備長炭居酒屋の竹炭等などの飲食店を多数展開しているほか、同業他社向けのコンサルティングやリーシングまで手掛ける株式会社輪っしょい。沖縄県民なら知っている方も多いはず!

沖縄に新たな食文化・食体験を提供し続ける南風見社長に、起業に至った経緯から企業理念、そして今後の展望まで伺ってきました。

叔父の居酒屋でアルバイトを始めたのが飲食に関わったきっかけだった

取材班:まずは起業したきっかけから伺ってもよろしいでしょうか?

南風見社長:もともとは消防士を目指していたんですが、19歳から叔父が経営していたHubグループという居酒屋でアルバイトをしていまして…。まずそれが、飲食業界に関わった最初の理由ですね。

取材班:まずはアルバイトから業界に入られたんですね。その後はどういった経緯で起業に至ったのでしょうか?

南風見社長:そこで飲食の経験を重ねていくうちに、Hubグループの統括No.2になったんです。それから数店舗の統括を経験した後に、自身の一店舗目として「輪っしょい」を代表として立ち上げたのが起業のきっかけになります。

方向性を誤り借入が膨らんだ時期もあった

取材班:そうして起業されてから、大変だった出来事はありますか?

南風見社長:店舗設計や内装にこだわりすぎて借入が膨らんだ時期があったのは大変でしたね(笑)
当時、展開していた店舗が好調だったということもあったのですが、沖縄に新しい食文化や食体験を取り入れたいと想いが強く、空間作りにお金をかけ過ぎてしまったことがあって。

当時は綺麗なところで働くことが、社員にとっても福利厚生になると思っていたので、そこにかなり力を入れていました。

取材班:沖縄にいると、県外の目新しい食文化を中々体験することは難しいですしね…とても素敵な発想だと思います!

南風見社長:ありがとうございます。ただ、こう言っては何ですが、実際は内装にそこまでお金をかけていないお店でも、良いものを提供しているところは社員もお客さんも満足していましたし、売り上げも出ていたんですよね。

空間作りにこだわり過ぎることで「何を食べに行ったか」の印象が弱くなってしまうということもあり、もっと食自体にお金をかけたり、福利厚生にしても給料など分かりやすく還元するべきだったと反省しています。

乗り越えた鍵は「投資をせずに安定した経営ができる」仕組み…!?

取材班:借金を抱えて大変だった状況は、どのようにして乗り越えられたのでしょうか?

南風見社長:下手な投資をせずに、経営ができる仕組みを取り入れるようにしました。
自社で新店舗を出す度に、かなり大きなお金を使っていたんですが、そうではなくて社外取締役として業務委託で他社の店舗運営をすることで、下手な投資をせずに既に他社が築き上げられた地盤の上で確実に利益を生み出す仕組みを作りました。

他にも共同経営している別会社からの収益を増やしていくことで、自分が経営する会社から自分というコストを無くしていきながら、相乗効果で自分が関わる全ての会社がより利益を生み出せるようになると考えています。

感受性を持って「傍楽」ということ

取材班:御社のコンセプトやアピールポイントについても伺ってよろしいでしょうか?

南風見社長:企業理念、行動指針としては「働くを傍楽に」と「感受性主義」ですね。
楽しくないと会社は面白くないと思うので、まず「人が動くことで傍にいる人が楽しくなる」ということを大切にしています。

スタッフにしてもお客さんにしても、自分が動くことで傍らにいる人が楽しくなったり楽になったりするといいなと思っています。

あとは仲間が燃えて仕事をしていれば自分も燃えようと思えたり、きちんとお客さんの笑顔を見て働いたりと、しっかりと感受性を持って働くということも大切にしていますね。

取材班:素敵な理念ですね!飲食となると多くの社員やスタッフの方を多いかと思いますが、理念を浸透させるために工夫されていることなどはありますか?

南風見社長:先ほどの理念をすぐに確認できるクレドカードを配布しています。朝礼で確認をしたりクレドカードを使えば割引ができるようにしたりと、普段から企業理念に触れられる環境作りをしています。

苦境も新しいことを始めるチャンス

取材班:飲食業界は今回コロナウイルスでの打撃も大きかったと思うのですが、コロナ禍で変わったことなどはありましたか?

南風見社長:やはりどうしても人員を削減する必要性に迫られたりということはありましたが、そうなったことで人員配置や出社の必要性など今まで非効率だった点が多数見えてきたこともありました。飲食にとって厳しい状況であるのは間違いないですが、ポジティブに新たなことを考えていくチャンスと捉えてやっていくしかないですね。

取材班:具体的に何か新たに取り組まれていることなどはありますか?

南風見社長:コロナもそうですが、時代の変化に合わせてフードデリバリーサービスやバーチャルレストランを始めています。
店舗経営という既存のビジネススタイルだけではどうしても厳しいところがありますので、新たなスタイルと両輪で進めていく必要がありますと考えています。

沖縄の受け皿として、色んな人とタッグを組みたい

取材班:今後のビジョンについても伺ってよろしいでしょうか?

南風見社長:色んな人とタッグを組んで事業展開をしていきたいですね。
国際通りで一番おもしろいBar「Barソラオト」を作ろうという計画を立てていますし、他者と組んで面白いことで利益を出していくということをやっていきたいと考えています。

県外の方を含めて沖縄で店舗を出したいという方はたくさんいるので、経営者としての自分の能力を活かして、そうした方と沖縄を繋ぐ沖縄の受け皿になりたいと思っています。

取材班:なるほど、沖縄に出店されたいという方は結構いらっしゃるんでしょうか?

南風見社長:単純に沖縄が好きという方も多いですが、沖縄にまだまだ伸び代があるというのが明らかということもあって、沖縄でビジネスをされたい方は本当にたくさんいらっしゃいますね。
私はそのお手伝いをしながら沖縄の経済に貢献できたらと思っています。

起業で大事なのは自己実現ができるかどうか

取材班:これから起業したい方へのメッセージをお願いします。

南風見社長:自分がチャレンジしようとしている業種・業態で自己実現できるかどうか、そして自分にとって自己実現とは何かについて突き詰められるかどうかがとても大切ですね。
そこを突き詰められないと仕事をしていても疑問しか出てこないですし、実際私は人を笑顔にできる飲食が大好きだったので。
自己実現に関して言うと、私は社長業を続けて65歳くらいになったら、嫁と一緒におばんざい屋さんをやるのが夢です(笑)

顔だけは広いので後輩も先輩も含めてたくさん仲良い人たちを呼んで、嫁の作ったおばんざいを出して、一緒にお酒を飲んだりするのが楽しみですね。

取材班:とっても素敵な夢です(笑)最後に、意欲的に働く南風見社長の座右の銘がありましたら、伺ってもよろしいでしょうか?

南風見社長:座右の銘は「過去を振り返らない者は未来に対しても盲目である」ですね。
自分の起業に関しても叔父をはじめとして家族や先輩方がいたからですし、それは忘れないように、言い聞かせるようにしています。

取材班:自己実現について突き詰めたり過去を振り返ったりと、自分自身を見つめることが大事ということですね。南風見社長、本日は本当に素敵なお話をありがとうございました。

株式会社輪っしょいの情報はこちら

明確な目標や夢を持ちながら、常にその実現のために動いている南風見社長。
苦境もチャンスに変えながら自らの事業を発展させつつ、周囲の人々を巻き込んで一緒に夢を実現する姿からは、起業家・経営者としての並外れた資質を感じました。

そんな南風見社長が経営する株式会社輪っしょい様の事業所情報は、下記よりご確認いただけます。

事業所名 株式会社輪っしょい
アクセス
住所 〒900-0015
沖縄県 那覇市久茂地3-13-12 宮里ビル203
電話番号 098-963-9662
公式HP http://wassyoifamily.com/

取材についてのお問い合わせ

沖縄で活躍する社長取材については、下記または右側のチャットよりお問い合わせください。担当者が折り返しご連絡いたします。取材費用、掲載費用は無料です!

 

メールでのお問い合せはこちら

電話でのお問い合わせはこちら