仕事を理由に自分の時間や家族との時間を失いたくない。株式会社Sio co show・伊波社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第92弾。今回は、株式会社Sio co showの伊波社長をご紹介します。

「食のエンターテイメント集団」として、ハンバーガーよりインパクトのあるサンドイッチをはじめ、全く新しい視点から作られたタコライスやサラダなど魅力的な食を提供する株式会社Sio co show。

じつは波乱万丈の人生を歩まれてきたという伊波社長に、起業のきっかけから今後のビジョン、起業したい方へのメッセージまで伺ってきました。

仕事を理由に自分の時間や家族との時間を失いたくなかった

取材班:まずは起業したきっかけから伺いたいのですが、もともと起業にはご関心があったんでしょうか?

伊波社長:そうですね。プライベートや家族との時間を自由に取りたいという想いがあり、そのためには会社員だと中々難しかったので起業しました。
両親が共働きで、仕事の都合で色んな行事に参加してもらえなかった経験も関係していると思います。

取材班:時間を自由に使うためには会社員では中々制約があるのが実情ですよね。起業するにあたってサンドイッチ店を選ばれた理由は何かあったのでしょうか?

伊波社長:高校時代のアルバイトで、サンドイッチ屋を経験したことがきっかけです。それから、ずっとサンドイッチ屋さんをやりたいと考えていました。
ただ工業系の高校に通っていましたので、高校卒業後は一旦、土木系の現場監督の仕事に就いた時期もありました。

取材班:そうだったんですね!それからはどのような経緯で今に至ったんでしょうか?

伊波社長:じつは、19歳の時に現場監督をしながらダイニングバーを開業したんです。そのご縁で呼んでいただいた沖縄物産展で、自身のスキル不足を痛感することになり、ダイニングバーは閉業しました。 全国の百貨店さんと取引をさせていただく中で、もっと色んな観点や目線で事業をやりたいと思ったんです。

取材班:19歳で開業されてそこまで考えられていたとは…。その後はどうされたのでしょうか?

伊波社長:その後は楽天に入社し、基礎からマーケティングや営業を学びました。その後は福岡でキリンビールの営業をしながら商品の見せ方や売り方について学び、沖縄に帰って来ました。県外の大手でみっちり修行をして今に至る感じです。

取材班:すごい経歴ですね!沖縄に帰って来られるきっかけは何かあったんでしょうか?

伊波社長:ここまで色々と経験させてもらったので、「もうこれで負けないだろう!」と思える準備ができたからです。勉強して成長したからこそ自信が出たと言いますか。

お金がなくパンを1日かけて食べた日もあった

取材班:大手企業で勉強をされた伊波社長ですが、これまでで大変だった出来事がありましたら教えて下さい。

伊波社長:19歳や20歳の頃は、年収が1千万円くらいの時もありましたが、お金が無い時ももちろんあって。500万円借金したり、電車賃が無いので1時間半歩いて通勤したりしていた頃がきつかったですね。
コンビニで売っている6本入りの細長いパンを、ゆっくり1日かけて食べるような日もありました(笑)

取材班:波乱万丈な人生ですね…!

伊波社長:ただその間もずっと新しいビジネスのことを考えていて、それは楽しかったです。
その頃に考えていたことをノートにびっしり書き出していて、今でもそのアイデアを読み返してヒントを貰うこともあります

取材班:大変な時期もビジネスについて考えていて、それが今にも繋がっているということですね。

伊波社長:そうですね。ただ、やっぱり一番大変だったのはお金よりも人かもしれません。
私も早くで起業しているので、みんなの期待を背負っているというプライドや自負があり、結構1人で背負ってしまっていたんです。でも、1人でビジネスをやっても本当につまらないですし辛いですよね。

取材班:他の社長の方々も皆さんそうおっしゃいますね。伊波社長はどのようにしてその困難を乗り越えられたのでしょうか。

伊波社長:人に関しては本当に偶然、ご縁でしたね。たまたま高校の同級生とバッティングセンターで遭遇したことがあったのですが、その時に連絡先を交換して「また皆のところに戻って来いよ」と言ってくれて。

そこから自分が考えていた期待やプライドが、「案外そうでもないんだな」と考えられるようになって、乗り越えられたという感じですね。

取材班:素敵ですね。やはり人との繋がりも大事ですし、そういったタイミングやご縁というのも大事ということですね。

伊波社長:本当にそうですね。大事なのはやっぱり人との繋がりで、お金は2の次だと思います。

飲食なのに「店舗0」が目標!?飲食の裏方を目指して

取材班:御社独自の取り組みやアピールポイントなどがありましたら、お聞きしたいです。

伊波社長:今後は 0店舗で全国展開していこうと考えています。他の飲食店さんだと何店舗展開という目標があるかもしれないですが、私は徐々に減らしていきたいと考えています。

取材班:飲食なのに0店舗ですか!?0店舗で全国展開とはどういうことか、教えていただいてもよろしいでしょうか?

伊波社長:フランチャイズや居酒屋さんへのメニュー提供で、0店舗展開を行うというものです。
食材を作って冷蔵や冷凍で居酒屋さんなどに売る、クラウドキッチンというシステムにシフトしていきたいですね。

取材班:なるほど。メニュー開発や商品の生産自体は行うということであれば、雇用も確保しつつということですね。
クラウドキッチンを採用している企業様は、結構多いのでしょうか?

伊波社長:物流が関わってきたりするので、まだまだ少ない印象ですね。
皆さん普通に飲食をやった方が良いのでは?と考えると思いますが、私はクラウドキッチンなどを通して飲食業の裏方のような存在になれると考えています。
なので商品開発に加えて、将来的には立地探しなど不動産も運営できればと思っています。

コロナのような苦境も「腹をくくって」プラスに

取材班:今は飲食業にとって厳しい時期だと思いますし、飲食店の力になれるのはすごく大きいと思います。
ただこの時期での起業、伊波社長も大変だったのではないでしょうか?

伊波社長:私の中ではあまり関係が無いというか、むしろプラスにも考えられると思っています
飲食は強い企業や強い企業になろうとする競合がたくさんありましたが、コロナによってみんな同じ土俵に立てるようになりました。

取材班:なるほど。コロナによってむしろ参入の余地ができたということですね。

伊波社長:そうですね。それに影響が大きい業界でも業績伸ばしているところは伸ばしていますし、こういう時代にやっていくためには腹くくってやっていかなきゃいけないと思っています。
コロナをどうこう言っていても先に進めないですからね。

生まれ育った沖縄に貢献したい!

取材班:今後の事業展開やビジョンについても伺ってよろしいでしょうか。

伊波社長:飲食と広告の2つを事業軸としているんですが、まず飲食に関してはこれから東京で15のブランドを展開していく予定です。

取材班:15ブランドですか!すごいですね。サンドイッチだけでなくということでしょうか?

伊波社長:そうですね。お寿司や他のものもあって、1つずつブランドを確立させていくために今商品開発を行っているところです。

取材班:なるほど。そうなると今後の拠点としては東京になりますか?

伊波社長:先ほどのお話は東京ですが、着地点としては「沖縄を盛り上げたい」ということがあります。会社は沖縄で立ち上げて、県外で稼いできたお金を法人税という形で沖縄に納めたいですね。
沖縄の中で争いたくないですし、地元に貢献するにはこれが一番いいのかなと思っています。

取材班:素晴らしいですね。本当に沖縄への貢献になると思います。

伊波社長:貢献や支援に関して言うと、今問題となっている肉屋さんや魚屋さんの跡継ぎ問題もバックアップしたいと考えています。
M&Aといった考え方ではなく、一緒に地域を盛り上げていくためのサポートがしたいです。

取材班:地元や地域の問題に貢献できることは素晴らしいことですよね。もう一つの事業軸である広告に関してはいかがでしょうか?

伊波社長:広告に関してはしっかり任せられる人がいるので、その人と一緒に広告業も展開していく予定です。色々と考えていますので、ぜひ楽しみにしていてください。

起業はどれだけ自分を犠牲にして、どれだけ人を大事にできるか

取材班:最後に起業したい方へのメッセージをお願いします。

伊波社長:起業では上に立って先を歩く必要があるので、どれだけ自分を犠牲にできるか、どれだけ人を大事にできるかだと思います。

取材班:人の上に立ったり人の先を歩くためには相応の覚悟が要るということですね。起業することで得られたことなどはありますか?

伊波社長:起業して得られたことは、やはり時間を自由に使えたり、自分で優先順位を決められるということですね。
遊びにせよ何にせよ、仕事を理由にできないということはなくなると思います。
起業しないとできないことはたくさんあるので、起業はすごく良いことだと思いますね。

取材班:起業して得られることはたくさんあるということですね。伊波社長、本日はお忙しい中貴重なお話をありがとうございました。

株式会社Sio co showの情報はこちら

苦境もプラスに転換し、素晴らしいアイデアを実現し続けている伊波社長。

既に展開されている魅力的な食はもちろん、15のブランドや0店舗展開、そして「飲食の裏方」など、これから伊波社長が仕掛ける全く新しいエンターテイメントから目が離せません。

そんな伊波社長が代表を務める株式会社Sio co show様の事業所情報は下記よりご確認いただけます。

事業所名 株式会社Sio co show
公式インスタグラム https://www.instagram.com/1997se_/?hl=ja
モグリマクリシティ 食べログ https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47027228/

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