高齢者と福祉に携わる人たちの支援をしたかった。しんじょう社会福祉士事務所・新城社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第96弾。今回は、しんじょう社会福祉士事務所の新城社長をご紹介します。

成年後見制度の専門職後見人(社会福祉士)として、意思決定が不十分な方のための財産管理と生活していく上で必要な様々手続き等のサポートを行うほか、ケアマネジャーや包括支援センター職員等、福祉に携わる支援者への相談・助言等を行っているしんじょう社会福祉士事務所。

地域の社会資源の1つになりたいという新城社長に、起業のきっかけから今後のビジョン、起業したい方へのメッセージまで伺ってきました。

高齢者、そして福祉に携わる人たちの支援がしたくて

取材班:まずは起業したきっかけから伺ってもよろしいでしょうか?

新城社長:学校卒業以来ずっと福祉の仕事を続けています。ここ10年程は居宅事業所や地域包括支援センターなどで高齢者支援に携わっていまして、その中で自分の経験や見てきた現状から、独自の立場で高齢者の支援をしていきたいと考えたことが起業のきっかけでしたね。

取材班:ずっと福祉に携わっているのですね。今はどのようなお仕事をメインでされていますか?

新城社長:今は成年後見人をメインでやっていまして、専門職の方々の後方支援を行っています。これまで経験してきた中でケアマネジャーの方や包括支援センターの職員さん、施設の方の「生活を支える事を考え、支援する立場」の仕事は結構大変なので、そこの対して後方的な支援(相談・助言等)をしています。

この支援は、報酬とかを頂くわけではなく、顔馴染みのつながりなどで、できる範囲内で力になれるところがあればお手伝いしている感じになります。

取材班:成年後見人ですか…難しそうなお仕事ですね…。同業者の方は結構いらっしゃるんでしょうか?

新城社長:後見人は、「弁護士」「司法書士」「社会福祉士」「精神保健福祉士」などなど、色々な職種の方が担える仕事ですが、様々な理由から成年後見制度を必要としている方が年々増えている中で、担い手が追いついていないので、ケアマネジャーの事業所と比べると同業者が沢山いるわけではないと思います。

また、成年後見人として仕事ができるようになるためには数年必要ですし、やはり裁判所が絡んできますので、法律的な部分も多く簡単にはできない仕事だと思います。

取材班:やはりそうですか。新城社長は、もとから今のお仕事や独立にはご関心があったのでしょうか?

新城社長:自分はどちらかというと会社に所属して終身雇用で行きたいというタイプだったのですが、児童や高齢者、包括支援センターなどさまざまな福祉の仕事に携わる中で独立の意識が強くなっていきました。

取材班:そうだったんですね!今の時期に起業をされたのには何か理由があったんでしょうか?

新城社長:本当はあと2年後くらいに起業しようと思っていたのですが、コロナが流行し始めたので起業時期も早めました。
コロナの影響で困っている方や支援のニーズが増えると思いましたし、ビジネスのためだけではなくて「何か自分にできることがあるかもしれない!」という思いが強かったですね。

人とのつながりは大事だけど大変!

取材班:実際に起業されてから大変だったことはありましたか?

新城社長:起業すると横のつながりが非常に大事になってきますが、その点は大変でもあります。私、人と親身に関わる仕事をしていますけど、結構人見知りなんですよね(笑)
同じ業種の方とはある程度お話できるのですが、別の業種の方や同じ業種でも別の市町村だったりすると、なかなか上手くつながりを持てなくて…。

取材班:そうだったんですね(笑)たしかに経営者の皆さんは横のつながりをよく持たれているイメージがありますが、その点はどのように乗り越えられたんでしょうか?

新城社長:人見知りながら何とかつながりを広げるように努めています。
仕事をしていると、幸い色んな方と接する機会はあるので、気になる方がいればFacebookなどを使って積極的に声をかけたりしています。

取材班:ご自身からアプローチして積極的につながりを広げられているんですね!やはりそれだけ人とのつながりは必要であり、広げる努力をする方が良いのですね。

地域の社会資源の1つになりたい

取材班:新城社長が掲げる、今後のビジョンについても伺ってよろしいでしょうか?

新城社長:地域の社会資源の1つになりたいと考えています。
私にできることがあれば積極的に行っていきたいと思っていて、それが今のところはケアマネジャーさんや包括支援センターの職員さんなど、専門職の方の後方支援だと考えています。

取材班:地域貢献にもつながりますし素晴らしいですね。従業員の雇用などのご予定はありますか?

新城社長:今1人でやっているのですが、個人的には正直あと2人くらいサポートしてくれる方が欲しいですね。
仕事の内容がイメージしづらいところもあるかと思いますが、働き方としては、ケアマネジャーさんのような感じで担当する案件数を管理できるので、今のところ我慢ですね…(笑)

取材班:今後事業が拡大するにつれて、雇用の必要性が出てくるかもしれないですね。事業としてはこれから2年目が始まるかと思うのですが、今後行っていきたいことなどはありますか?

新城社長:普通だと売り上げを上げたり、事業を拡大したいというお話が多いと思いますが、私の場合は少し違いまして、この1年は考える時期にしたいなと思っています。
今後の事業展開のためにも、もう少し考え方をまとめたいと思っていて、実は仕事をしながら大学院にも通っています。

取材班:会社経営しながら大学院ですか!?夜間授業などを受けられているんでしょうか?

新城社長:今はコロナということもあり、ほとんどオンライン授業を受けていますね。起業したことは私の今までの集大成だと思っていますが、それはあくまでも経験の集大成だと思っています。
なので一度ちゃんと学びを入れたいと考えて、現場のスタンダードと学術的なスタンダードを知るために大学院に通い始めました

取材班:実際に大学院に通われていかがですか?

新城社長:大学院での学びもそうですが、そこからさらにつながりを持って学ぶことができています。色んな勉強会や学びの場に参加して、どんどんつながりが広がっているという感じですね。

取材班:コロナ禍でも先を見据えて、ご自身に投資されていてすごいですね…。

新城社長:家族の理解によるところが大きいですね。起業に関しても大学院に関しても、自分の気持ちもそうですが周りに助けてもらった結果として今があるのかなと思っています。

企業理念やビジョンは想像以上に固める必要がある!

取材班:最後に起業したい方へのメッセージをお願いします。

新城社長:まずは企業理念やビジョンを明確にした方が良いですね。
起業されたい方は、「こういうことがしたい!」という強い気持ちを持って動いている方が大半だと思いますが、起業する際は、そういったビジョンが予想している以上に具体的に強く求められます。

取材班:起業にはビジョンが不可欠だと言われますが、言われている以上、思っている以上にその点を詰める必要があるということですね。

新城社長:そうですね。私も実際起業セミナーなどに行ってビジョンや理念についてはよく考えました。
あとはコロナだからこそビジネスチャンスだともよく言われていますが、実際に上手くやっていくためには色んな知識や横とのつながりが必要になります。
業種に囚われず色んな人の話を聞くことも大事だと思いますね。

取材班:ビジョンを明確にすることと、つながりを持って学ぶことですね。新城社長、本日は貴重なお話をありがとうございました。

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会社経営を行いながら大学院にも通われている、とてもストイックな新城社長。

成年後見人という高難易度の仕事をこなしながら、学びの姿勢をやめない新城社長の沖縄での今後の活動から目が離せません。

そんな新城社長が代表を務める、しんじょう社会福祉士事務所様の事業所情報は下記よりご確認いただけます。

事業所名 しんじょう社会福祉士事務所
アクセス
住所 〒904-1102
沖縄県うるま市石川東山2-4-3
電話番号 090-1948-5481
公式Facebook https://www.facebook.com/kta.sin.5

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