人生は一回きり、挑戦しない事の方が後悔。株式会社瑞翔・瑞慶覧社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第46弾。今回は、株式会社瑞翔(ミズハ)の瑞慶覧社長をご紹介します。

那覇市にある株式会社瑞翔では、不動産売買・企業向け融資・手形割引・ファクタリングなど、幅広い事業を展開しています。
瑞慶覧社長が会社を設立したのは、今から7年前の2014年。前職に就く時から「3年後に独立する!」と心に決めていたのだそう。

世の中がワクワクする事業を作り続ける、そんな瑞慶覧社長の起業エピソードと共に、仕事の達成感などをお聞きしました。

3年で独立を宣言した前職時代

取材班:瑞翔様は創業して何年目なのでしょうか?何をきっかけに起業されたのか教えてください。

瑞慶覧社長:創業してからは、もう7年目になりますね。起業する前に浦添市の拓実住宅という不動産会社に勤めてまして、採用試験の面接の時に「自分は3年で独立する!」と豪語したんですよ。それが起業のきっかけです。

とは言っても、独立して何をするのかという明確なイメージは無く、とにかく自分で会社をやりたい気持ちだけが強かったんです。
そうした思いを面接の時に、拓実住宅の上原社長にぶつけたんですね。

取材班:なかなか採用の面接で3年で独立するとは言えないですよね。

瑞慶覧社長:そうでしょう(笑)拓実住宅だけじゃなく、面接してくれたすべての会社で話したのですが、拓実住宅以外の会社は「3年で独立って現実的じゃない」「3年間でやっと仕事を覚えた頃に辞められても困る」「3年で辞めていったい何がしたいのか」と聞かれたりしました。

マイナス的な意見がほとんどでしたが、拓実住宅の上原社長だけは「お前面白いな」と前向きな意見をくれまして。
「3年で起業するためには、死ぬほどいろんな仕事を覚えなければならないし、人よりも何倍も努力しなければいけない。その覚悟はあるのか?」と聞いてくださいました。

それで「その覚悟だけはあります!」と答えました。その時の私には覚悟しかなかったのですが、社長はそんな私に本気でぶつかってくれて、社長になるためには今どうした方が良いのか教えてくれました。

取材班:素敵な指導者に出会えたのですね。

瑞慶覧社長:そうですね。こうした資格を取った方が良い、こういう経験は必要だよと、本当にいろんな課題を与えてくれて。私はそれをひとつずつ達成したり、成果を出したり、とにかく勉強を積み重ねていったんです。
そうしたある時、「後はひとりで勉強してやってみろ」と社長に言われて。

取材班:本当に3年後に起業されたということですか。

瑞慶覧社長:そうなんです。その面接で私が言ったのはいわば戯言ですよね。それを社長は信じてくださって、それで3年で独立することができました。

取材班:有言実行ですね、すごいです。

瑞慶覧社長:有言実行というか、社長と会社のサポートがあってこその独立ですよね。いくら面接で言ったからといって、会社の理解がないと3年間で独立するのは難しかったと思います。本当にすごく感謝しています。

取材班:素敵なお話ですね、ありがとうございます。ちなみに、「瑞翔(ミズハ)」という会社名は、何か由来がありますか?

瑞慶覧社長:まず自分の瑞慶覧という姓の「瑞」という漢字は「ミズ」とも読みます。それに、もともと「翔ぶ」という好きだった漢字一文字を合わせました。
「翔けあがる」「飛翔する」という時に使われる漢字で、そういった意味の一文字を社名に入れたいと思ったんです。
自分の姓と好きな漢字の組み合わせなので、ほぼ当て字のようですけど(笑)自分の名字をつけた会社が世の中に羽ばたく、そんなイメージです。

取材班:「ミズハ」、可愛い響きです!

継続的に利益を出し続けることの重要性

取材班:独立してから今までで大変だった出来事はありますか?

瑞慶覧社長:はい、経営者としての大変さはありましたね。会社員時代はノルマもありましたけど、達成していないからといってすぐにクビにされるわけでもなく、ちゃんと固定料をもらいながら次のチャンスを待つことができました。

しかし経営者となると、そうはいきません。自分の打ち出す方向性や経営の仕方を仮に間違えたり、失敗してしまっても、その中で常に利益を出していき、社員に給料を払っていく必要があります。それを続けていく事の大変さを痛感しましたね。

じつは創業してから、一時的にかなり儲かった時があったんです。その時は凄く嬉しかったんですが、大事なのはコツコツと継続的に利益を出さなければいけない事だと気づきました。
会社を経営していく上で利益を出し続けないと、すぐに余剰金が尽きてしまうので。

取材班:なるほど。一発で儲けるのではなく継続が大事だと。

瑞慶覧社長:そう、ちゃんと毎月コンスタントに利益を上げていく仕組みが大事です。その仕組みも、今できているからといって、今後そのまま続けていける保証もありません。
常に世の中の変化やお客様のニーズなどを敏感に捉え、瑞翔という会社が世の中に常に必要とされるために何をするのかを考え続けなければいけない。

まるでゴールの見えないマラソンのように、ずっとやり続けることのプレッシャーをすごく感じています。もちろん達成感もありますが、やればやるほど難しさも実感します。

自分が作った事業で社会をワクワクさせたい

取材班:会社が世の中に必要され続けなければいけないというのは、確かにかなりのプレッシャーですね。どのように乗り越えているのですか?

瑞慶覧社長:自分の考えたことが、きちんと仕事としてお客様から認められ、その対価としての報酬をいただいて会社の利益になれば、達成感もありますし、モチベーションも上がります。
もっと世の中に必要とされる事業を考えていこうという想いにつながっていくのです。

とはいえ、本当にお客様から必要とされ続けること、そうした事業を常にやり続けていくことは凄く大変。創業以来、ずっと答えの出ない戦いを続けている状態ですよ。

取材班:ありがとうございます。そんな瑞翔様のコンセプトやアピールポイントをお聞かせくださいますか。

瑞慶覧社長:コンセプトとして答えになっているか分かりませんけど…どんな仕事であっても、自分が作った事業で皆をワクワクさせることが、私の仕事のやり方だと思っています。

儲かるかもしれないけど、やっていて楽しくなかったり、いくら利益があってもこんなことはしたくないと感じたり、そういう仕事も世の中には存在しますよね?
会社のことを考えたら利益はある方がいいですが、そう感じる仕事は、本来やりたかったことではないと思うのです。

自分がわざわざ独立してまでやりたかった事は、会社員では出来ない自分の考えを事業にしたり、他の誰もやっていないビジネスや事業を作り、世の中から反応をもらえること、この事業はちゃんと社会に必要とされているぞと感じられること、ワクワクすることだったんです。

だからコンセプトは、「ワクワクするような仕事を常に展開していくこと」が、ひとつのポリシーになっていると思います。

取材班:ワクワクするような御社独自の取り組みなどもあるのでしょうか?

瑞慶覧社長:この仕事をやるか、やらないかの私の判断基準は「常にワクワクするかどうか、心躍るかどうか」という点です。

自分でもそうした事業を考えたりしますけど、例えば社員が面白い企画を持ってきたらどんどん採用したい。
社長が作った仕事をただやり続けるということではなく、自分で仕事を作っていいんだという空気を社内にも作りたいですね。
その方が私もワクワクしますし、こんなサービス、こんな事業を提供したら皆が喜びそうだな、面白いと言ってもらえそうだなという企画を見たいんです。

もちろん収益など後からいろいろ考えなければいけませんが、社員の意見もちゃんと取り入れて、ワクワクする企画をやっていけば、それがどんどん新しい仕事として展開していくと思うのですよ。

今の事業も、私が面白いと思ったらやる感じです。主管の不動産や金融と相性の良い事業はもちろん候補ですが、全く関係ない事業でも、何か既存のサービスと組み合わせることで、面白い反応を生み出すこともあるように思います。

実際にあまり関連性のないようなビジネスがマッチングして、すごく面白い付加価値やサービスを作り出したという実例も世の中には数多くありますよね。

まずは面白いと思っている事業を今やっている事業と組み合わせると、こんな面白いビジネスが展開できるという企画があったら、プレゼンとか提案をしてもらいたいと思っています。

今までのノウハウを活かしたM&Aの提案

取材班:素晴らしいですね。では今後、どんな事業を展開したいか、何かビジョンのようなものはありますか?

瑞慶覧社長:観光関連、宿泊やレンタカーなどのサービスを計画しています。後はM&Aですね。
沖縄は事業承継などの後継者問題が他の都道府県と比べて多いんです。皆さん後継者に悩んでいるようで、実際に金融でお付き合いしているお客様からも、そうしたお話を伺っています。

お取引きを通じて、その会社の決算内容だったり、事業内容を分かっているからこそのM&Aの提案が可能だと思っています。

取材班:M&Aですか。相談者は多いのでしょうか?

瑞慶覧社長:実は不動産とM&Aは相性が良いんです。不動産の売買で動く額が大きいと、税金も結構発生します。不動産の譲渡税は短期と長期とで変わってきますけど、かなり高いんですね。

それが不動産ごと会社を買収しましたとなると、会社と不動産とを手に入れてはいるのですが、不動産の税金ではなくて株式の売買になるので、税率が全然違ってきます。

私は金融の知識があるため会社の決算内容が分かりますし、不動産も手掛けていますので、どうした方が節税になるのかなど、今までのノウハウを活かしたM&Aの提案が出来ると思っています。
ちょうど今、司法書士や税理士の先生などとチームを作って、そうした事業も進めていこうという話をしていたところです。

取材班:そうなんですね、知らなかったです。金融と不動産に強い瑞慶覧社長だからできる事業ですね。

起業したい方へのメッセージ

取材班:最後に起業したい人に向けてメッセージをいただけますか。

瑞慶覧社長:勢いと覚悟があれば何でも出来ると思います。あまり細かい事は気にし過ぎず突き進みましょう。進みながら勉強も出来るはずです。
人生は一回だけなので行動すべきです。歳を重ねていくごとにいろんな知識と経験は得られますが、やはり体力と気力はどんどん衰えていってしまいます。

思った時に即行動した方がいいですね。家庭とか環境とかの事情はあるのかもしれませんが、あの時あれやっておけば良かった、こうすれば良かったと考える方も多くいらっしゃいます。であるなら今しか出来ないことはやはり挑戦するべきだと思うんです。

20代で出来ること、30代、40代で出来ることは、どんどん違ってきます。チャンスもその年代に応じて変わってくると思うので、挑戦できる時に挑戦すべきなんですよ。

勢いは重要で、結果を考えすぎてしまって行動しないと、後で悔いが残ると思うのです。
そうならないようにという意味でも、勢いは大事ですね。

取材班:なるほど。貴重なお話をありがとうございました。

株式会社瑞翔の情報はこちら

今回ご紹介した株式会社瑞翔様には、培ってきたノウハウを活かして事業を拡大する、行動派の瑞慶覧社長がいらっしゃいました。

自分の作った事業で皆をワクワクさせることが仕事だと語る瑞慶覧社長。キラキラとした少年のような笑顔に、我々も前向きな気持ちにさせられたインタビューでした。

そんな明るい瑞慶覧社長とスタッフがいる株式会社瑞翔様の事業所情報は、下記よりご確認いただけます

事業所名 株式会社瑞翔
アクセス
住所 〒900-0025
沖縄県那覇市壺川2丁目12-2
電話番号 098-996-2078
公式HP http://www.mizuha-okinawa.com/

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