父からの誘いを受けて経営者に。現場を知るほど興味深く介護の世界にのめり込んだ。株式会社SYMケアサポート・前泊社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第132弾。今回は、株式会社SYMケアサポートの前泊社長をご紹介します。
介護施設をはじめ、介護に関する教育やアプリの展開など、介護を中心として幅広く事業を展開する株式会社SYMケアサポート。
順調に事業規模の拡大を続けられている前泊社長に、起業のきっかけから今後のビジョン、起業したい方へのメッセージまで伺ってきました。
もともとは救急で活躍 介護を始めたきっかけは父からの誘い
取材班:まずは起業したきっかけから伺ってもよろしいでしょうか?
前泊社長:もともとは救急やICUで看護師をしていたんですが、10年前に父から「介護施設を一緒にやらないか」と言われたのがきっかけですね。
ただしばらくは病院と二足のわらじで働いていて、こちらの経営者になったのは2019年です。
取材班:もともとは看護師をされていたんですね。救急や介護など、医療業界に入られたことにはきっかけがあったんでしょうか?
前泊社長:医療に特別興味があったわけではないんですが、実は父をはじめ親族の20人くらいが看護師の看護師家系なんですよ。
高校まではサッカーばかりやっていたんですが、高校卒業後そういった家族環境もあって看護師になったという感じですね。
取材班:20人はすごいですね!あまりご興味はなかったとの事でしたが、実際に医療業界に入られていかがでしたか?
前泊社長:実際に救急をやってみると非常に興味深くてどんどんのめり込んで行きましたね。ドクターカーに乗ったり自衛隊のヘリに乗ったりして災害時など緊急性のある現場に行ったりと、色んな経験を積みました。
取材班:本当にさまざまな現場でご活躍されていたんですね。現在介護施設ではどのようなことをされていますか?
前泊社長:今は経営者なので直接利用者の方を介護したりということは無いですが、経営のほかには職員の教育などを行っています。
看護師の頃は介護のことなど分かっていなかったんですが、こちらも勉強すればするほど専門性が高く非常に興味深くて、今はもちろん介護福祉士の国家資格も取得しています。
取材班:救急と介護の専門家が経営している施設となると、利用者も職員も安心ですね。
前泊社長:実際に介護の現場でも救急の知識が必要になる場面は多いので、看護師時代の経験も活かせていると思います。

経営上の課題に気付くまでが大変だったが、経営者の繋がりで乗り越えた
取材班:起業してから大変だったことはありましたか?
前泊社長:職員を安定させる方法に気付くまでが大変でしたね。
取材班:介護業界というと人手不足が長年の課題となっていますよね。
どのように職員の安定を図られていますか?
前泊社長:職員の全体数もそうですが、職員を安定させるためにはまずメインとなる人たちを教育して作っていく必要があるんですよね。
主力の職員を作るとその人たちが下の人たちを作っていくので、スムーズに人材確保ができるようになります。
今でこそこの点をポイントとして人材の育成・確保を行っていますが、この方法に気付くまでが大変でしたね。
取材班:このような課題を乗り越えられたきっかけは何かあったんでしょうか?
前泊社長:ここ3年程で色々な社長さんたちとの繋がりを持てたことが、私にとってのターニングポイントでしたね。
取材班:なるほど!他の経営者の方々とはどのようにして繋がりを作られたんでしょうか?
前泊社長:私の場合は経営塾に行っているんですが、色々な社長んさんとお話をしていると業種が違っていても同じような悩みを抱えていることって結構多いんですよね。
そこで課題や解決方法を共有することができるようになったのがここ3年程で、それからはとても気持ちが安定して経営も安定するようになりましたね。

カッコつけてやるより、正直に素直にやるほうが上手くいく!
取材班:繋がりによって経営の質を高めて来られた前泊社長ですが、経営における理念などはありますか?
前泊社長:「カッコつけてやるより、正直に素直にやる方が上手くいく」と考えるようにしていますね。
素直って意外と結構難しいので、その点は気を付けるようにしています。
取材班:素直になること、たしかに意識していないと疎かになってしまいがちですよね。
経営上どのようにして実践されていますか?
前泊社長:例えば、どんな意見でも頭ごなしに否定するのではなくてよく聞くことですね。
多角的な視点を持って、前進のための最善の選択ができるように心掛けています。
介護を中心に幅広く事業展開 今後更なる磨き上げ


取材班:現在の事業内容と今後の展開についても教えていただけますか?
前泊社長:現在は「介護施設」のほかに、「介護教育」「介護アプリ」を加えた計3つの事業を軸として展開しています。
取材班:介護を中心に幅広く事業展開されているんですね!それぞれの内容についても詳しく教えていただけますか?
前泊社長:琉球介護コミュニティ協会の代表理事をやっていまして、そこで介護教育のほかに医療や保険の教育も行っています。
介護施設を何カ所か経営しているんですが、それらの教育を標準化・統一したかったというのがきっかけでした。今では介護施設を運営するほかの会社の教育も、アウトソーシングという形で行っていますね。
取材班:介護施設での教育を外部にも展開されたということですね。アプリについてはいかがでしょうか?
前泊社長:介護アプリの事業では、ICUなどの医療現場で使われていたシステムを介護現場用に応用した早期警戒システムを展開しています。
介護の現場では杜撰な体制だと新人が1人で夜勤を担当するというようなことも起こってしまうんですが、利用者の緊急度が一目で分かるシステムを作ることで判断ミスなどのリスクを避けられるようにしています。
取材班:人手不足が大きな課題の介護業界にとって非常に助かるアプリですね。
幅広く事業展開されている前泊社長ですが、今後のビジョンについても教えていただけますか?
前泊社長:施設数は増えてきているので、今後は今ある施設の質を高めていきたいですね。
介護は資格がなくてもできる分、我々のような民間の介護施設はその質が問題となりがちなんですが、職員1人1人のスキルを向上させて施設の質をどんどん高めていきたいと考えています。
取材班:すでに幅広く展開されている分、今後はさらに既存事業を磨き上げていくということですね。
前泊社長:先進面・技術面ともにスタッフのレベルを上げていって、多少高くともSYMを選んでいただけるくらいになりたいですね。
それくらいの施設になれば、良い施設と言われるのかなと思っています。
とにかく素直に!人の意見を受け入れられるように!

取材班:最後に起業したい方へのメッセージをお願いします。
前泊社長:先ほども少し触れましたが、素直に人の意見を受け入れられるようになった方が良いですね。
これは経営者として成長するためにもすごく大切なことです。
取材班:やはり素直であることが重要なんですね。
前泊社長:「明るく元気で素直に」が私のモットーですが、この中で一番大切で一番難しいものが素直だと思います。ただ素直であれば、本当にそれだけで生きていけますよ!
取材班:お話していて感じますが、前泊社長は本当に明るく元気で素直ですよね(笑)
起業されてから辞めたい、逃げ出したいと思ったことはなかったですか?
前泊社長:思ったことも無いですし、これからも思うことも無いと思いますね。
というよりは、規模が大きくなるにつれて責任感や色々なものが増えてくるので、辞めたいとか辞められるってレベルじゃなくなりますね(笑)
新しいことをすることはあるかもしれませんが、辞めるということはないでしょうね。
取材班:これまで順調に事業拡大されてきた前泊社長ならではのお言葉ですね…(笑)
前泊社長、本日は貴重なお話をありがとうございました。
株式会社SYMの事業所情報はこちら
「明るく元気で素直に」をモットーに事業展開をされている前泊社長。
モットーを体現されたようなお人柄に加えて事業展開も堅調に行われており、非常に説得力があるお言葉でした。
看護施設をはじめ介護に関するさまざまなソリューションを提供する株式会社SYMケアサポート様の事業所情報は下記よりご確認いただけます。
| 事業所名 | 株式会社SYMケアサポート |
| アクセス | |
| 住所 | 〒904-2223 沖縄県うるま市具志川2436 |
| 電話番号 | 098-989-8592 |
| 公式HP | http://www.sym-cs.com/ |
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