ついてきてくれる部下と共に社会貢献できる会社を目指す。株式会社RD・宮良社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第130弾。今回は、株式会社RDの宮良社長をご紹介します。
沖縄・東京・名古屋を拠点に、家電の配送から設置までを一手に提供する株式会社RD。
沖縄に新たなサービスを提供しつつ社会貢献にも繋がる事業を展開する株式会社RDの宮良社長に、起業のきっかけから今後のビジョン、起業したい方へのメッセージまで伺ってきました。
部下から「宮良さんが社長をするならついていきます」と言われ
取材班:まずは起業したきっかけから伺いたいのですが、創業はいつになりますか?
宮良社長:今の会社の創業は2015年の5月なんですが、実は2011年頃に今の会社の前進となる別の会社を経営していました。
取材班:そうだったんですね!前の会社はどういった経緯で始められたんでしょうか?
宮良社長:前の会社を始めるさらに前はヨドバシカメラさんで働いていたんですが、23歳くらいの頃には1つの営業所を任せていただけるくらいにバリバリ働いていたんですよ。
取材班:その年齢で営業所を任されるとはすごいですね…!独立の転機はどのようにして訪れたんでしょうか?
宮良社長:当時は地デジ化やエコポイント導入のタイミングで家電もかなり売れたんですが、その反動で2011年頃から全く売れなくなりました。
当時の部下たちも仕事量が減って辞めたいという話が出てきていて、「どうすれば辞めないか」と話したところ、私が独立して社長をするならついてくると言われたのが独立のきっかけですね。
取材班:既に大きな信頼を得ていたんですね。事業は前の会社から沖縄でされていましたか?
宮良社長:前の会社は東京と大阪に営業所を展開していましたね。ただ母の体調が良くないということもあったので、会社を人に引き継いだ後に私は沖縄に帰って来ました。
当時ちょうど兄も会社を辞めていたので、兄を社長として会社を始めたのが2015年になります。
取材班:なるほど。沖縄ではどのように事業を始められましたか?
宮良社長:ヤマダ電機さんやコジマさんから仕事をいただいて始めました。
途中からは兄も別の会社をやるようになって、今はそれぞれで経営しています。
取材班:ヨドバシカメラさんでの経験をもとに今の事業をされているということですね。現在の事業内容について詳しく伺ってもよろしいでしょうか?
宮良社長:大手家電量販店の配達・設置・工事を行っています。冷蔵庫や洗濯機を配送から取り付けまで行っているという感じですね。
取材班:家電量販店からしても家電を購入したお客さんからしても、すべてお任せできるのは嬉しいサービスですよね!
今の事業も東京や大阪に展開されているんでしょうか?
宮良社長:沖縄のほかには東京と名古屋に展開しています。本社も色々な事情があって今は名古屋に置いているんですが、従業員もみんな沖縄出身者なので近いうちに沖縄に本社を戻す予定です。

従業員にお金を持ち逃げされたことも…
取材班:起業するまでや起業してからで大変だったことはありましたか?
宮良社長:上京したのが中学卒業後すぐだったんですが、その時はお金も無かったし一番きつかったですね。
取材班:中学卒業後すぐで上京はたしかに大変そうですね…。
宮良社長:育ててくれた祖母にも仕送りしながらの生活だったので、そうめんばかり食べてましたね(笑)
仕送り翌日には全くお金がないみたいな状態だったんですが、祖母には稼げてるよって雰囲気を出したくて頑張っていました。
取材班:食べ盛りの時にそうめんが主食は厳しいですよね…(笑) でもおばあ様は嬉しかったと思います!
起業してから何か大変だったことはありましたか?
宮良社長:起業して半年くらいで従業員に1,200万円くらいお金持って逃げられたこともありましたね。1円も返ってこなくて大変でした。
取材班:えぇ!?それは大変でしたね…。その際はどのようにして乗り切られたんでしょうか?
宮良社長:周りの社長さんとかがすぐにお金貸してくださったりしたので、そこまで落ち込みはしなかったですね。「マジかよ」とは思いましたけど(笑)
社会貢献できるような大人になろう

取材班:御社のコンセプトやアピールポイントについても伺ってよろしいでしょうか?
宮良社長:「社会貢献できるような大人になろう」ということで、寄付やボランティアを行うようにしていますね。災害時には従業員に日当を出してボランティアを派遣したりとか。
取材班:素敵ですね。社会貢献を行うようになったことにも何かきっかけがあるんでしょうか?
宮良社長:独立する前に東日本大震災の応援で仙台に行ったことがきっかけですね。
今でもその時の光景が目に焼き付いているほどの状況だったんですが、そんな状況でも仮設住宅に物を持って行ったりするとお菓子やお茶をくれたんですよ。
全然人を思いやれるような状況でもないのによくそんなことができるなと思って、そこで受けた恩を少しでもお返しできるように寄付やボランティアを行っています。
取材班:その時の人の温かみをまた次に繋げていくことは大切ですよね。
社内向けの取り組みや福利厚生に関しては何かありますか?
宮良社長:毎月販売率や顧客からのアンケート回答率が最も良かった従業員を対象に、それぞれの割合に応じた賞与を出していますね。
取材班:なるほど。毎月分かりやすい形で結果が返ってくると、頑張るモチベーションに繋がりますよね。
宮良社長:そうですね。丁寧に仕事をするようにもなるので、接客が良くなったり事故が減るといった効果もあります。
便利だが沖縄にはまだない!家電のレンタルを今後展開!
取材班:今後の事業展開やビジョンについて伺ってもよろしいでしょうか?
宮良社長:本土にはもうあるサービスなんですが、家電のレンタルを沖縄にも展開したいと思っています。
高額だったり使ってみないと分からなかったりで中々購入に至らない家電製品がたくさんあると思うんですが、そういったものを1週間など週単位でレンタルして、使ってみて良かったら購入するというサービスを展開したいと考えています。
取材班:便利なサービスですね!どのような家電製品を取り扱う予定ですか?
宮良社長:はじめは調理器具や美容機器、ロボット家電などに特化して、ゆくゆくは扇風機やこたつなどの季節家電も取り扱う予定です。
あとは、ご家庭にある使っていない家電をうちを通して貸し出すというサービスも予定しています。新しい資産運用にもなると思いますし、SDGsにも繋がると考えています。
取材班:レンタルの仲介も興味深いですね。SDGsや社会貢献に繋がる点も素晴らしいです!
宮良社長:またレンタルの役目を終えた家電に関しては寄付する予定です。
美容機器や白物家電を児童保護施設や児童保護施設を出る子どもに提供したり、ロボット掃除機を足腰の悪い高齢者の方にお渡ししようと考えています。

沖縄で起業するなら、沖縄県民をターゲットに!
取材班:最後にこれから沖縄で起業したい方へのメッセージをお願いします。
宮良社長:沖縄での起業は正直大変だと思いますね、独自のルールがあったりするので…(笑)
ただせっかく沖縄で起業するなら、沖縄のもつ特殊な環境や独自のコミュニティを大事にしつつ県民や県のことを思ってやった方が絶対に良いですね。
沖縄は人口も145万人いる結構大きなマーケットだと思うので、県民に特化したサービスを提供すると良いと思います。
取材班:なるほど。沖縄でやるならやはり沖縄県民をターゲットにした方が良いということですね。
宮良社長:そうですね。あとは今後沖縄で何かやるなら、何か新しいものを作った方が良いと思います。
既にあるものを追いかけても中々大きくなれないので、せっかくなら沖縄の新しい何かを1つ作った方が良いと思いますね。
取材班:県民に特化した何か新しいものを、ということですね。宮良社長、本日はお忙しい中貴重なお話をありがとうございました。

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常に社会貢献を視野に入れつつ事業を展開する宮良社長。
確実に事業を成長させつつ沖縄や社会への還元も行う宮良社長からは、起業家としての確実な手腕を感じました。
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| 事業所名 | 株式会社RD |
| アクセス | |
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| 電話番号 | 098-975-7472 |
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