「自分たちのやり方で沖縄を発信していきたい」想いっきり沖縄・平良社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第134弾。今回は那覇市にある飲食事業、想いっきり沖縄の平良司社長をご紹介します。

沖縄居酒屋「じなんぼう」や海ブドウ専門店「想いっきり海ブドウ」など、飲食の枠にこだわらずさまざまな事業を手掛けている想いっきり沖縄。

メディア出演により一躍有名人となった平良社長へ、どのようなきっかけや想いで飲食事業を始められたのかを伺ってきました。

「サービス業をやりたい」飲食経験わずか2、3か月で店長に就任

取材班:想いっきり沖縄様は今年で創業9年目になるとお伺いしていますが、起業されたきっかけはどのようなものだったのでしょうか。

平良社長まず2012年に起業して、「じなんぼう」というお店からスタートしたんですけど、実は僕、元々は25歳まで会社員として働いていました。
普通のサラリーマンとして営業など行っていたある日、会社の人材育成セミナーに参加する機会があり、それが将来のことを考えるきっかけになったんです。

当時はふわっとでしたけど、「サービス業をやりたいな、接客業もやりたいな、人が楽しいと思える仕事をやりたいな」と考え始めて。人材育成セミナーを受けたその年に会社を退職しました。

取材班:凄いですね!行動にするのがとにかく早いと言いますか…。その後はどんな仕事に就いたのでしょうか?

平良社長とりあえず、飲食店のアルバイトから始めました。
飲食店を探す際も、「国際通りになら人もたくさんいるし、飲食店もたくさんあるだろう」という、なんとなくの考え方だったんですよね(笑)
そのアルバイト先が個人でやっているお店で、店長と僕、あともう1人の従業員と合わせて3人しかいない小さな飲食店でした。

そんなある時、店長とオーナーが喧嘩をしてしまって、店長がお店を辞めることになりました。そこで僕が、飲食店の経験が初めてにもかかわらず、わずか2、3ヶ月目で店長に就任することになったんです(苦笑)

取材班:アルバイトから数ヶ月で店長ですか!そんなことがあるんですね(驚)

平良社長当時は飲食店の経営ノウハウがまったくなかったので、素人ながらに、業者さんとの打ち合わせやアルバイトの面接などを、とにかくがむしゃらにこなしていました。
元々、店長になるときに「いつか独立して自分のお店を持ちたい」という気持ちは伝えていたので、いろいろな人に相談に乗ってもらったりしていたんですよ。
それから店長になった4年後に、念願だった「じなんぼう」という居酒屋を出すことができました。

取材班:店長経験をしっかり積んで起業されたのですね。

平良社長それでも、飲食経験が1店舗しかないので、「よく国際通りでお店を借りれたね」と言われますね。「家賃や敷金、礼金も高いでしょ?」って(笑)
でも、飲食経験がないので他の相場が分からないわけですよ。他と比べて、僕のお店が高いのかどうかまったく分からない。
そもそも国際通りを選んだ理由も、「国際通りって人が多いし成功できるだろう」という考えでしたから(笑)

取材班:確かに、国際通りは家賃が高いイメージがあります。他を知らないからこそ出来た、ということもあるのでしょうか?

平良社長そうかもしれないですね。僕はもともと人を集めるのが好で、とにかく人を喜ばせることをやりたかったんですよ。
もし僕が、飲食経験が長くてお店の広さに対する最適な雇用人数や、国際通りの家賃や集客のための広告費を考える能力が備わっていたら、国際通りにお店を出せていなかったと思います。

取材班:飲食経験が短かったからこそ、ある意味先入観なしで挑戦することができたということですね!

海ぶどうとの出会いはお客様の一言

取材班:平良社長は海ぶどう専門店も経営されていると思うのですが、こちらのお店を出店されたきっかけはありますか?

平良社長そうですね。まず、独立してから1年目に入った時に経営がとても順調で、2店舗目もすぐに出店することができました。
でも、起業したばかりということもあって、人材育成やお店をどこまで任せるかという部分がまったく分かっておらず、結局2年程で閉店することになったんです。
正直、経営を甘く見ていた部分もあったと思います。

取材班:そんな出来事があったのですね…。

平良社長店舗経営の難しさを改めて感じ始めましたね。
そんなある日、お客様が「養殖場の採れたて海ぶどうが本当に美味しかった!」と教えてくれたんです。それを聞いて、実際に海ぶどう養殖場に行ってみたんですよね。
実際に海ぶどうを見て僕も、「採れたての海ぶどうって良いな…」って思って。それから2年間ぐらい養殖場に通いつめました。

いろいろな海ぶどうの生産者さんと出会って分かったのですが、朝から晩まで養殖場にいるので、販売する点はあまり慣れていない方が多いんですよね。
それで僕が、「国際通りにお店があるから、多めに海ぶどうを仕入れて周りに配るよ!」と提案してみたんです。

取材班:良いものを作るけれど、販売ノウハウがない…ということですね。

平良社長沖縄の海ぶどうって本当に良いものだし、それが多くの方に広まれば、僕もとても嬉しかったので。
すると声を掛けた生産者さんが、「卸価格にするからお店で利益も出したほうが良いよ」って言ってくれました。そこから、海ぶどう専門店を開業したんです。

取材班:助け合いの輪を感じるお話ですね!

大変な出来事を乗り越えるコツは「早く寝て、早く起きる」

取材班:平良社長はこれまで大変な出来事を数々経験されてきたと思うのですが、どうやって乗り越えていますか?

平良社長そうですね。自分が成長していくうちに、大変だった出来事も年々大変だと感じなくなってくると思っています。
僕の場合は、常に早期解決を意識していますよ。長引かせても良いことがないので、早め早めに対策を打っていくようにしています。

取材班:早めに解決したほうが気持ちも楽になりますしね。

平良社長あとは…夜は結構悩みごとについて考えすぎてしまいませんか?そうなると、気持ちもどんどんマイナスになっていくと思います。
なので僕の場合、夜はとにかく早く寝ることを意識しています。悩み事は朝早く起きてから考えるようにしていますね。

取材班:確かに、私もよく夜に考え込みすぎて、結局寝れずじまいで何もアイデアが生み出せないことが多いです。早寝早起き、真似したいです!

自分たちのやり方で沖縄を発信していきたい

取材班:平良社長が持つ今後のビジョンについてお伺いしたいです。

平良社長遠い未来ですけど、いつかは沖縄を自分たちのやり方で発信していきたいんですよね。

取材班:沖縄の発信ですか?

平良社長元々飲食事業から始めて、今は他の事業にも力を入れ始めている状況です。すると周りから「事業がブレてるよね」と言われることがあります。
確かにそう言われると、居酒屋がスタートだったのにお土産屋さんや海ぶどう専門店までやっていますから、「ブレているのかな?」と。

でも、そもそも沖縄を発信したいと思ったきっかけは居酒屋だったわけで、最近ではお菓子作りやYouTubeにも力を入れていますけど、どの事業も沖縄を発信することに繋がっています。
だからこそ、これからもどんどんチャレンジしていきたいと思っています。

取材班:素敵ですね。色々な事業をしていれば、違う目線から沖縄の良さを発信できますしね!

目の前のことをまず解決することが自分の成長に繋がる

取材班:最後に起業したい方へ向けてメッセージをお願いします。

平良社長メッセージを伝える立場じゃないと思いますが(笑)
まずは、「早くやっちゃえよ!」って思いますよ。起業というものは、思った通りいかないことの方が多いじゃないですか。1日でも早く起業すれば、1日でも早く何か起きるわけで。

取材班:確かにそうですね。

平良社長起業するとなると色々なことを考えるかもしれないですけど、「目の前のことをまず解決することが自分の成長に繋がる」と思うんですよね。
不安もたくさんあるだろうけど…僕自身失敗した経験の方が多いので。失敗もトレーニングみたいなものだと思って、沢山チャレンジしてみてほしいです。
すべてが素晴らしい経験になり、成長に繋がると思いますよ。

取材班:失敗もトレーニングと捉えるのですね!

平良社長最近だと僕も、失敗を失敗とは思わなくなってきています。感覚が麻痺してるというか(笑)
逃げ出したいと思ったことがないんですよ。というのも、実際は逃げている時もあると思いますが、自分ではそう自覚していないんですよね。すべては、次に繋がるものだと思っているので。

取材班:素晴らしい考え方ですね!自分の捉え方次第で、自分の成長が変わってくると。
本日は良いお話をたくさんお聞きすることができました!平良社長、貴重なお話をありがとうございました。

想いっきり沖縄の事業所情報はこちら

沖縄の発信を目標に立て、居酒屋に海ブドウ専門店、お土産屋、シークワーサーサワー移動販売など、さまざまな事業に取り組んでいる想いっきり沖縄。

明るく「失敗もトレーニングみたいなもの」と語る平良社長の姿を見て、起業に対する不安も減らせたかと思います。

沖縄を発信したい!と言う平良社長が代表を務める、想いっきり沖縄の事業所情報は下記よりご確認いただけます。

事業所名想いっきり沖縄
アクセス
住所〒900-0013
沖縄県那覇市牧志3丁目9−11 嘉数ビル 101
電話番号098-911-9780
公式HPhttps://www.omoiokinawa.com/

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