「半径5メートルの幸せ」沖縄から東京、東京から沖縄へ、システム開発やデザイン制作の鎖を繋げる。株式会社カデナデザインヴィレッジ・中山社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第125弾。今回は浦添市にある制作プロダクション会社、株式会社カデナデザインヴィレッジの中山伸之社長をご紹介します。

沖縄と東京にオフィスを構え、システム開発からWebサイト企画・制作まで、お客様のお困りごとを解決するサービスを手掛ける中山社長。
どのようなきっかけや想いでこの事業を始められたのかを伺ってきました。

「沖縄が大好き」東京から仕事で沖縄へ

取材班:まずは起業されたきっかけからお伺いしてもよろしいでしょうか。

中山社長僕は東京の下町育ちなのですが、若い頃から沖縄が大好きでした。大学時代のバイトも、沖縄に関連している内容だったり。
大学卒業のタイミングで、「沖縄で会社を作りたい!」と考え始めるようになりましたね。

取材班:そのまま卒業後に沖縄で起業されたのですか?

中山社長実はそうではないんです。大学を卒業した後は東京の会社に就職しました。
すると、たまたま沖縄で支社を作ることが決まったので、僕が沖縄に来たという感じです。

当時は2年程で東京に戻る予定でしたが、結局2年後に沖縄で独立して、気づいたら16年経ってしまいました(笑)
沖縄は僕にとって本当に居心地が良い大好きな場所です。家族も沖縄でできましたよ。

取材班:そうだったのですね!当初はどういった事業の会社に勤めておられたのですか?

中山社長前の会社は、旅行業の販促だったりシステム開発をする事業で、僕はグラフィック関連に携わっていました。
そうやって働いているときに、システム開発の需要が多いことに気が付いたので、それからは起業するために独学でシステム構築のノウハウを身につけていきました。

今は旅行会社のシステム開発や、ポータルサイトのシステム開発を手掛けたりしています。基本的には、県外の旅行会社様向けの事業と県内の中小企業向けのWebサイト制作事業を展開していますかね。

取材班:世の中のニーズを先読みして独学で学ばれたのですね!

何にお金を使って何に時間を費やせば良いのか分からない

取材班:中山社長が起業されてから、大変だった出来事を教えていただけますか?

中山社長起業するときは、とにかく経営の仕方で悩みましたね。今までプレイヤー側に立って働いたことしかなく、経営の勉強も一切していませんでしたから。

取材班:初めての起業ですし、皆さん一度はぶつかる壁ですよね。

中山社長そうだと思います。経営者って、まずどこから手を付けていけば良いのかも知らないですし。何にお金を使って、何に時間を費やせば良いのかも全く分からなくて。

それこそ起業した当初は、僕自身徹夜で何日も働いたり、スタッフにもとにかくがむしゃらに働いてもらったり…。スタッフには大きな負担をかけてしまっていましたよね。
今思えば本当に大変な経験をしましたよ。

勉強、実践、勉強の繰り返し

取材班:経営という大きな壁を、中山社長は一体どのようにして乗り越えられたのですか?

中山社長とにかく経営やシステム関連の勉強を繰り返しました。
独学で得た知識やノウハウを、その都度事業に反映していったところ、少しずつですけど起業当初よりは経営も安定していきました。

取材班:トライ&エラーを繰り返して経験を積むしか、経営を安定させる方法はないですからね。

中山社長そうですね。ちょうど4年前になりますが、事業拡大を考え、僕が元々勤めていた東京の会社の経営も引き取りました。
そこからは、東京と沖縄の2か所で事業に取り組むようにしています。事業内容も、東京と沖縄でそこまで変わらないですし。

取材班:経営が安定してきて、事業も順調に展開できるようになったということですね!

「半径5メートルの幸せ」より良い社会を作りたい

取材班:株式会社カデナデザインヴィレッジ様のコンセプトや、アピールポイントはどういったところになりますか?

中山社長僕らの会社は、「半径5メートルの幸せ」という理念を掲げて事業に取り組んでいますね。

取材班:半径5メートルの幸せと言いますと…?

中山社長みんなが人のことを想って行動することが何より大事で、まずは、身近にいる人の困りごとを解決して、その人の笑顔を作ることから始めるんです。
それを徐々に繰り返して半径5メートルが広がっていけば、今よりもっと素晴らしい社会になると思っています。

僕自身、あまり広い視野を持っていないこともありますし、漠然と広く考えるのではなく、まずは身近な人から意識すると、取り組みやすいと思うんですよね。

取材班:素敵な企業理念ですね!助けられた人の口コミが集まれば、会社のプロモーションにもなると思います。

中山社長10年前と比べると、僕らが今やっている事業内容って大きく変わってきているんですよね。
僕らの事業で言うと、昔はパンフレットなどのアナログ方式だったものが、今はデジタルの時代に移り変わってしまっているじゃないですか。
それと同じで、今までと同じやり方だと半径5メートルの幸せを作れない。臨機応変にアプローチの方法を変えていかないといけませんから。

そこで今は、システム事業部とデザイン事業部、コンテンツ事業部という3つの部署に分かれて、さまざまなアプローチ方法を模索している状況です。

取材班:なるほど、時代によって動き方を変化させていく必要があると。半径5メートルの幸せを作るために、日々事業に取り組んでいるということですね!

まったく新しい制作プロダクション事業へ

取材班:中山社長が持つ今後のビジョンについても教えていただけますか?

中山社長まだテスト段階にはなりますが、旅行会社さんとのお付き合いが多いので、沖縄旅行や観光シーンへのコンテンツ提供などを行っています。
旅行中のご家族にオプションとしてカメラマンを派遣して、自然体の写真や動画を提供するサービスや、観光施設等と連携したデジタルスタンプラリーも準備中です。

他にもスタートアップ事業として、紅型をはじめとした沖縄の伝統工芸を魅力的に伝え、国内外に販売するECサイトの仕組みづくりをしています。

取材班:ユニークですね!制作だけでなく、沖縄の未来を見据えているのですね?

中山社長はい。制作プロダクションの枠組みを超えた事業ですが、関わる半径5メートルの幸せを追求し、大好きな沖縄の地域経済にも貢献していきたいです。
不動産視察ツアーなど、大手ではなかなかやらないような尖った企画を考えていますね。

取材班:コロナの影響でなかなか外出が難しい今、不動産視察ツアーは時代のニーズに合っていると思います。

取材班:沖縄の伝統工芸を魅力的に伝えて、国内外に販売するECサイトの仕組みづくりについて、少し内容を伺ってもよろしいでしょうか?

中山社長自分が東京から来た意味、沖縄に居る意味を打ち出したい…という想いもあり始めた取り組みになります。
例えば素晴らしい「琉球紅型」について気軽に知れたり、購入に繋がるツールがあれば作家さんも助かりますし、伝統も廃れませんよね。そこで思いついたのが、インバウンド利用の多いホテルにギャラリーアートを飾るアイデアです。

ホテルに飾られているアートって必ず目に入りますけど、意味が分からないと興味も出ないと思います。なのでアートにQRコードも添えて、読み込むと作家さんの情報や、紅型の持つ意味などが知れて、さらにECサイトに繋がって購入することも出来るようにしたいですね。
もちろん、海外の方でも分かるように翻訳して…と、いろいろ模索中です。

まずはこの仕組み(Gallery.okinawa)を早急に仕上げていくのと、東京にもギャラリーを作って、沖縄の伝統をたくさんの人に知ってもらいたいと考えています。

取材班:沖縄に居る意味として、伝統を伝承していく活動を行っているのですね。Gallery.okinawaの完成が楽しみです!

やりたいと思っているのに、我慢するほうが不健康

取材班:最後に起業したい方へ向けてメッセージをお願いします。

中山社長最初に言っておくと、僕は起業をして本当に良かったと思っています。それなりに苦労も多いですけどね(笑)
何をやるにしても自分の責任で動くことになるので、人生がより豊かになるはず。「やりたいって思っているのに、我慢するほうが不健康」だと思うんですよね。

取材班:なるほど、とにかくチャレンジするべきということですね。

中山社長やりたいことをやっているほうが、協力してくれる人たちも集まってきてくれますし、我慢せずにやったほうが良いことがあるんです。
「やらなくて後悔するよりやって後悔したほうが良い」って言葉がありますけど、まさにその通りだと思います。
心配しなくても、上手くいかないことがあってもすぐに修正できますから。とにかくチャレンジしてみてほしいですね。

取材班:勇気が出るお言葉ですね!きっと、起業を目指している方たちの心も温かくなったかと思います。
中山社長、貴重なお話をありがとうございました

株式会社カデナデザインヴィレッジの事業所情報はこちら

「半径5メートルの幸せ」を企業理念に、東京と沖縄でシステム開発やデザイン制作を行っている株式会社カデナデザインヴィレッジ。
中山社長の「やりたいと思っているのに、我慢するほうが不健康」という言葉に、起業を目指す多くの方たちが勇気づけられたことでしょう。

そんな中山社長が代表を務める、株式会社カデナデザインヴィレッジの事業所情報は下記よりご確認いただけます。

事業所名株式会社カデナデザインヴィレッジ
アクセス
住所〒901-2111
沖縄県浦添市字経塚467番地 サンパレット経塚1-B
電話番号098-979-5700
公式HPhttps://cdv.co.jp/

取材についてのお問い合わせ

沖縄で活躍する社長取材については、下記または右側のチャットよりお問い合わせください。担当者が折り返しご連絡いたします。取材費用、掲載費用は無料です!

 

メールでのお問い合せはこちら

電話でのお問い合わせはこちら