「大好きな父の背中を見て跡継ぎに」ヨシモトコーヒー・吉本社長の奮闘エピソード

「沖縄の経営者特集!」第45弾となる今回は、沖縄市知花にある老舗コーヒーメーカー、ヨシモトコーヒーの吉本幸司社長をご紹介します。

創業者を父に持ち、親子2代にわたって沖縄産コーヒー農場開園に向けて取り組む吉本社長へ、これまでの苦労話や起業したい方に向けたメッセージなどを伺ってきました。

創業者の父が大好きで、あとを継いだ

取材班:老舗のコーヒーメーカーとのことですが、創業からどのくらい経ちますか?

吉本社長:2021年の4月で35周年になります。

取材班:それは凄いですね!何か35周年イベントなどお考えなのでしょうか。

吉本社長:そうですね、4月1日にはコーヒーの植え付けを考えています(2021年2月現在)。知り合いを呼んで、植樹式のようなイベントを行おうかと思っていますよ。
まだちょっと考え中です(笑)

取材班:楽しみですね!コーヒーメーカーを継いだきっかけは何だったのでしょう?

吉本社長:父が創業者なので、小さい頃から当然のように「自分が父のようにコーヒーを作る」と言っていました。私には姉と兄がいるのですが、結果的に私が継ぐことになって。
そうなったのは、ただただ父の背中を見ていて…ですかね。

じつは、私は20歳くらいまでコーヒーを飲んでいなくて(笑)小さい頃から父のことが大好きだったので、後を継いだ感じなんですよ。

取材班:そうだったんですね!ではお父様がコーヒー好きで、「ヨシモトコーヒー」を始められたのですか?

吉本社長:父はもともとUCCで働いていて、県内トップの営業マンだったそうです。
ヘルニアで腰を悪くして退社しましたが、その後も「コーヒー屋に戻ってこないか」という勧誘があったらしく。UCCではなくて仲間5~6人でコーヒー屋さんを始めました。
ですが、なかなか上手くいかず、独立して一人でやってきた感じですね。

取材班:そうなんですね、では後を継いでもらって、嬉しいでしょうね。

忙しすぎて10キロ痩せた過去も

取材班:今まで事業を進める中で、大変だったなぁという出来事はありますか?

吉本社長:そうですね…。今から7年ほど前に、北部営業所という形で、名護にカフェ兼、北部にコーヒー焙煎工場兼、北部の配達拠点を作りました。
当時、そこではパンも作っていたので、朝の4時に家を出て、5時に着いてパンを焼いて、昼はコーヒーを焙煎して、カフェではパスタやカレーも出して…と、凄く忙しかったんです。

店舗は20時までの営業でしたが、片付けや次の日の準備などをすると、毎日22時くらいまでかかっていましたね。
この時には体重も10キロくらい痩せて、ヒョロヒョロになっていました。

取材班:えぇ~、それは働きすぎです!どのように乗り越えたのでしょうか?

吉本社長:乗り越えてはいないです(笑)名護のお店は貸店舗になっていて、今はリバウンドして15キロも増えました(苦笑)

取材班:15キロ!反動が凄いです(笑)

世界のコーヒーを、コザから発信していきたい

取材班:ヨシモトコーヒー様のコンセプトやアピールポイントを教えてください。

吉本社長:「世界のコーヒーをKOZA CITYから」これは、父が付けたキャッチコピーです。
世界のコーヒーを取り扱って、この沖縄県コザから発信していきましょう、という想いが込められています。

コーヒーの命、コーヒーのおいしい条件は3つあります。「煎りたて、挽きたて、淹れたて」です。
ヨシモトコーヒーでは、煎りたてのコーヒー豆と、挽きたてのコーヒー豆を販売する、ということを心がけていますね。とにかく新鮮な状態での提供を意識しています。

取材班:なるほど、良いですね。コーヒー豆の種類はどのくらいあるのですか?

吉本社長:常に用意しているのは20種類くらいです。1~2ヶ月に1度くらい、おもしろい、変わったコーヒーを取り入れるようにしていますよ。
このコーヒーは入荷した分が無くなり次第、終了です。

取材班:変わったコーヒーとは、具体的にどのようなものでしょう?

吉本社長:沖縄は桜の時期が過ぎてしまいましたが、ブラジルにサクラブルボンという豆があって、今度入ってくるのは、このサクラブルボンです。
また、ブレンドを変えることで、いくらでも種類を作ることができるので、カフェなどから「こんな味のコーヒーはないの?」と言ってもらえば、配合や焙煎度合いを変えたりして、そのお店だけのコーヒーを作ったりもしています。

取材班:サクラブルボン…初めて聞きました。コーヒー豆の配達もされるのですか?

吉本社長:配達がメインですね。オフィスや役所、学校や病院、銀行などに機械を貸し出して、週に一度、挽きたてのコーヒーをお届けしています。
配達する地域は、沖縄本島内全域ですよ。

取材班:新鮮なコーヒー豆が届くって良いですね!ありがとうございます。

観光とコーヒーのPRを目指して

取材班:今後、どのように事業を展開していこうとお考えですか?

吉本社長:今は、コーヒー農園を成功させることを中心に考えています。
4月に植え付けをするところから始めて、4~5年後には収穫ができるように。ここを観光農園としてやっていきたいですね。
沖縄でもおいしいコーヒー豆が採れることをアピールしたり、豆を収穫して皮を剥いで…といった収穫体験をしたり、実際に焙煎体験ができる場所にしたいです。
おいしいコーヒーの淹れ方教室なども開き、観光とコーヒーのPRができたらなと思っています。

取材班:楽しそうですね。農園はお近くなのでしょうか?

吉本社長:すぐ近くですよ。東南植物楽園さんも近いので、何かコラボできたら面白いな…とも考えています。
コロナが落ち着いたら、色々イベントも計画したいかな。

起業したい方へのメッセージ

取材班:最後に、起業したい方へのメッセージをお願いします。

吉本社長:人のためになることをやってもらいたいです。人のために何かをするには、強く熱い想いがないと、なかなかできません。
夢を大切に。頑張ってください。

取材班:吉本社長、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

ヨシモトコーヒーの情報はこちら

今回インタビューに伺ったヨシモトコーヒー様には、穏やかな口調でこれからのビジョンを語る、吉本社長がいらっしゃいました。

創業者であるお父様を尊敬し、あとを継いだという吉本社長。沖縄のコーヒーをもっと広めたいということで、イベントやコラボなど、今後の活動に期待大ですね。
そんなヨシモトコーヒー様の店舗情報は、下記よりご確認いただけます。

事業所名 ヨシモトコーヒー
アクセス
住所 〒904-2143
沖縄県沖縄市知花5丁目35-6
電話番号 098-937-2645
公式HP https://yoshimotocoffee.ti-da.net/

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