ずっと社長になりたかった。チームでやっていきたいという想いから起業した。シエンテック株式会社・仲宗根社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第95弾。今回は、シエンテック株式会社の仲宗根社長をご紹介します。

沖縄県内12店舗展開する飲食店のフランチャイズ第一号店を経営するほか、飲食店のコンサルティング事業も展開しているシエンテック株式会社。

コンサルタントの経験を活かし楽しく働ける環境作りに取り組むシエンテック株式会社の仲宗根社長に、起業のきっかけから今後のビジョン、起業したい方へのメッセージまで伺ってきました。

ずっと目標だった独立

取材班:まずは起業したきっかけから伺いたいのですが、創業してどれくらいになりますか?

仲宗根社長:シエンテックについては2016年の3月が創業になりますが、その前にフリーランスで2年程活動していました。
フリーランスの頃からコンサルティングを行っていて、それをそのまま法人化したという感じになります。

取材班:もともと個人でされていたんですね。独立や起業についてももともと関心をお持ちだったんでしょうか?

仲宗根社長:父や祖父が経営者だったこともあり、周りには将来社長になりたいと10代の頃から言っていました。
家族からは、逆に「経営は大変だから公務員になれ」と言われていましたけどね(笑)

取材班:10代の頃から既に起業するという目標をお持ちだったんですね!
フリーランスも独立の1つかと思うのですが、法人化されたきっかけは何かあったんでしょうか?

仲宗根社長:フリーランスも独立の1つではあるんですが、やっぱり誰かと一緒にチームを作っていきたいという考えがあり法人化しました
フリーランスをする中でも例えば社会保険の問題だったり色々な意味で雇用の受け皿が無いと感じていて、雇用保険や失業保険などの雇用環境を整備すれば仲間もできるんじゃないかと思って法人化しました。
今は法人を立ち上げるハードルもすごく下がっていますしね。

取材班:たしかに以前に比べて法人化自体のハードルは下がっていますよね。
雇用環境を整備して法人を立ち上げ、社長になるという目標を達成されたということですね。

人をまとめて成果を出すことは大変。ただその経験が今に活きている

取材班:今までで大変だったこと、苦労したことはありましたか?

仲宗根社長:楽観的なところがあって、正直そんなに苦労は感じていないですね。
ただ、補助金関係の公的なお仕事で事務局の統括を2年程やっていた経験があったのですが、その時は気を遣いました。

取材班:統括となると、確かに気を遣う必要がある場面は多い気がしますね。中でも気を付けた場面はありましたか?

仲宗根社長:当時事務局のメンバーにはコンサルタントや中小企業診断士など様々な方がいたのですが、そうした経験豊富な方々をまとめながら成果を出していかなければなりませんでした。

ベテランの先輩方に気持ちよく動いていただくために、どういった関わり方をしたらいいのかなど色々と考える必要があって大変でしたが、その時の経験は大きな学びになっていると思っています。

取材班:なるほど。チームをまとめて動かすという経験は社長をするにあたっても必要そうですね。
大変なこととしては、現在のコロナウイルスの影響はいかがでしょうか?

仲宗根社長:やはり影響はありますね。飲食店経営も事業としてやっているのですが、お客様が来ないだけでなく、人材が中々集まりにくい時代だと思っています。採用できたとしても、その後の教育が大変だと感じますね。

飲食店で働くスタッフが豊かになれる仕組みをつくりたい

取材班:ここで、御社のコンセプトについて伺ってもよろしいでしょうか。

仲宗根社長:楽しく働ける環境を作っていきたい、そういうお手伝いをしていきたいと思っています。
現在会社としては飲食店運営と飲食店コンサルタントの2つを事業軸として行っているのですが、関わる人たちが楽しく働いて暮らしが豊かになったらいいなと考えながらやってきました。

取材班:楽しく豊かに働ける環境作り、素晴らしいですね。

仲宗根社長:飲食サービス業は全て人が行うので、それに従事するスタッフの満足度が上がれば、その分お客様への接客サービスや質を高めていけます。
おいしいお料理や良いお店の雰囲気もそうですが、当店らしい接客サービスや良いスタッフとのコミュニケーションを通してお客様がお帰りになる時に「楽しかったよ」と言っていただけるようになりたいですね。

取材班:スタッフにとってもお客様にとっても嬉しいことですよね。その実現のために今何か進められていることや計画していることはありますか?

仲宗根社長:やりたいことは1つあって、飲食業界に外国のチップ制のような仕組みが導入できないかなと思っています。アメリカなどの外国では当たり前ですが日本にない文化なので、まずは沖縄の飲食店からそういったものを広げられる仕組み作りができたら良いなと思っています。

取材班:チップですか!たしかに楽しく豊かに働ける環境作りに繋がりそうですね。

仲宗根社長:飲食店経営はどうしても人件費を抑えるということが大命題となっていて、中々給料を上げていくことが難しいというのが経営課題なんですよ。
良い食材を使って、高級なお料理を提供すれば価格をあげることができますが、同時に原価が高くなってしまいます。

そうじゃなく、接客サービスのエンターテインメント性を活用して、お料理以外のサービスで売上を上げる仕組みとしてチップ制のような仕組みづくりがあると良いなと考えました。

取材班:お客様からの評価が給与に反映されるならスタッフも一生懸命サービスするようになりますよね。

仲宗根社長:そうですね。サービスの質も上がっていくと思いますし、お客様にも楽しんでいただけると思います。
まだまだ日本には無い文化だと思うので、チップを直接渡すといったものに限らずお客様からの評価を給与に反映させるような仕組みが作れたらと考えています。

取材班:やはり給与は働いていく上で重要な要素の1つですよね。給与もサービスも満足度も上がっていくチップ制の導入、素晴らしいと思います!

今後は店舗数を増やしていきたい。飲食をやるなら今!

取材班:今後の事業展開やビジョンについて伺ってもよろしいでしょうか。

仲宗根社長:現在飲食店を1店舗経営しているんですが、2店舗目、3店舗目と店舗数を増やしていきたいですね。飲食をやるなら今だと思っています。

取材班:今飲食業界は特に厳しいイメージですが、今がタイミングというのはどういうことでしょうか?

仲宗根社長:理由は2つあるんですが、1つはまず飲食の在り方が変わっているということです。
もともと飲食は順調な会社や競合がたくさんあった業界ですが、今回コロナによって力があったところが閉店したり撤退したりと業界の在り方が大きく変わりました。

本来飲食のような業界に後発で入っていくためには余程のコンセプトが無いと戦っていくことは厳しいんですが、今であればやり方次第で対等になれる、勝っていけるんじゃないかと考えています。

取材班:業界が転換を求められている今だからこそ入り込む余地があるということですね。もう1つの理由も教えていただけますか?

仲宗根社長:もう1つは、今であれば初期投資やリスクを抑えて店舗経営が始められるということです。
本来飲食店を開こうと思うとかなりのお金がかかりますが、今はコロナによって撤退の道を選ばれたところから店舗を居抜き物件として安く買い受けることができるんですよ。

本来の1/3や、それよりも安い投資額で店舗を用意することができるので、小さいリスクで飲食が始められるのは今ですね。

取材班:なるほど。まさに今であれば少ない投資額で始められて業界に入り込む余地もあるということですね。

会社は続けることが大変!起業するなら自分が続けられることをしっかりと考えて

取材班:最後に起業したい方へ向けてメッセージをお願いします。

仲宗根社長:自分がどんな仕事だったら続けられるのかをしっかりと考えた上で始めるということですね。
会社を作ること自体は正直簡単ですが、やはり続けることが難しいと思います。

ただ続けると言っても方向転換は悪いことではなくて、色々とやる中で次に繋がったりやって良かったと思ええたりすることは結構あると思うので、方向は柔軟に考えながらも自分がやりたいことや続けたいことをしっかり考えるといいと思います。

取材班:やりたいことや続けたいことについて考えた上で起業するということですね。
仲宗根社長、本日はお忙しい中興味深いお話をありがとうございました。

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「楽しく働ける環境を作っていきたい」と語る仲宗根社長。

飲食店経営の根本的な課題を分析した上でチップ制によってその実現を構想する仲宗根社長からは、まさにコンサルティングの視点を活かした新たな飲食の在り方の可能性を感じました。

そんな仲宗根社長が経営するシエンテック株式会社様の事業所情報は下記よりご確認いただけます。

店舗名 バルコラボ 肉バル 美栄橋駅前店
アクセス
住所 〒900-0016
沖縄県那覇市前1-8-1
電話番号 050-5259-4088
店舗情報 https://www.hotpepper.jp/strJ001247078/

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