「会社に属せず自分で勝負したい!」琉球パートナー物流株式会社・上原社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」20弾。今回は「全てのお客様のパートナーになり地域社会に貢献できる企業を目指します」を理念を掲げる、琉球パートナー物流株式会社の上原社長をご紹介します。

今や沖縄県の緊急配送、軽貨物運送会社ナンバーワンの実績を誇りますが、創業当初は苦労が絶えなかったと語る上原社長。そこから会社を成長させ、軌道に乗せるまでの貴重な起業エピソードを伺ってきました。

独立した方が稼げるだろうという軽い気持ちだった

取材班:はじめに、起業したきっかけについて教えてください。

上原社長:そうですね、前職の大手運送会社で働いていた時に、営業成績が比較的良かったんです。褒められることが嬉しくて、気持ちよかったですね。
それで「会社に属すのではなく自分でも勝負したい!」と思い起業しました。その方がもっと給料も上がるだろう、という結構簡単な考えです(笑)

取材班:そうだったんですね!2021年現在、創業から何年目になるのでしょうか?

上原社長:2012年の1月17日に立ち上げたので、9年が過ぎて、今は10年目がスタートしたところです。

起業した瞬間、伸びた鼻をポキッと折られた

取材班:会社を10年続ける中で、大変だった出来事はありますか?

上原社長:自信満々に会社を立ち上げたのは良いんですが、最初はお客様から全く仕事をもらえなくて…。これまで自分は大手の看板で仕事をしていたんだと気づきましたね。

3~4年位はとても苦しい思いをしました。給料も全然上がらなくて、きつかったです。天狗になっていた鼻をポキッと折られてしまいました。

取材班:なるほど。従業員は何名いらっしゃるのでしょうか?

上原社長:現在は15名で、協力会社(委託)も合わせると25名ほどになります。

当たり前と思っていた業務内容を見直すことで成長できた

取材班:起業後の苦しかった時期を、どのように乗り越えましたか?

上原社長:色々な経営者の先輩方に飲みに連れて行ってもらって、悩みを伝えたところ、心のモヤモヤが解消されましたね。
一番役立ったのは、今までやってきた業務を見つめ直して、これまでやってきたことが本当に正しいのか、当たり前だと思っていたことを、もう一度疑ってみることでした。

成功するはずだった事業がなぜ成功しないのか意識して見直してみると、この業務内容だから人が続かないんだということに気づいて。そこから業務内容を少しずつ変更しましたね。

取材班:具体的には何を変更したのでしょうか?

上原社長:軽貨物の運送事業のビジネスモデル自体が、大手運送会社の下請けに入って、コースをもらって宅配するというパターンが多いんです。
うちも最初はそうしていましたが、業務がキツ過ぎて社員が長続きしません。
自分は経験があるので大丈夫なのですが、初めての人にとってはキツく感じるようで。それがマズいなと感じた時に、これまで当たり前だと思っていた業務内容を見直すことにしたんです。

では、続けられる仕事は何かと考えた時に、単純なルート配送や企業配送に焦点を当て、そちらに切り替えました。すると、どんどん仕事が頂けるようになり、そこからは順調です。

大きいクライアントさんともお付き合いできるようになり、そこから快進撃というか、沖縄の軽貨物の運送業界では一番大きくなったと思います。

物流だけではない繋がりを大切にしていきたい

取材班:なるほど、当たり前を疑うことで会社を成長させたのですね。では、そんな御社のコンセプトやアピールポイントがありましたら教えてください。

上原社長:コンセプトは「全てのお客様のパートナーになる」ですね。その想いを掲げたのが「琉球パートナー物流」という会社名になります。
これは、運送や配送だけではなくて、人と人とのつながりを大切にしたいなという意味を込めていて。この人とこの人を会わせてみたい、といった想いに繋がっています。

僕、思うんですけど、人のために何かをしたら絶対何かが返ってくるんです。「ありがとう」という言葉だったり、「ビジネス」に繋がる資金だったり、良い運気の流れだったりね。何らかのカタチで返ってきます。
そうした物流だけではない繋がりを大切にしていきたいですね。

沖縄県の軽貨物運送会社ナンバーワンの誇りをもって前進していく

取材班:今後、どのように事業を展開していきたいか教えていただけますか?

上原社長:飲食だったり、地域貢献のための事業であったり、やりたいことはたくさんあります。ただマネタイズが難しいものもあるので、慈善活動になるかもしれませんが。

会社としては、産業廃棄物の回収に力を入れています。中でも医療関係の廃棄物を扱っているところはあまりないので、ごみ回収のような感じで、配送トラックに一緒に載せられるような形でやっていきます。

あとは、他社との差別化もはかりながら、現在小規模で行っている文書の配達業務を、今後はより強化していきたいです。
沖縄には1,700~1,800の運送会社がいますが、そのうちの10社程しか持っていない特定信書便事業者という資格があります。簡単に説明しますと、個人情報を取り扱うことができる運送業者という内容ですね。
請求書や公式な文書など、通常は郵便局しか扱うことができませんが、特定信書便事業者であれば扱うことが可能です。

この資格を持っている10社のほとんどは大手ですが、弊社も取得しているため、その優位性を活かしていきたいですね。

取材班:何だか凄そうな資格ですね…この資格はどうすると取得できるのでしょうか?

上原社長:これは国の認可を受ける必要がありますね。この認可があるおかげで、沖縄県の軽貨物運送会社では、うちがナンバーワンだという自信があります。
他社には僕たちが何をやっているかすら分からないかもしれませんね(笑)
それくらい、一般配送の他にも緊急配送、一時保管、軽冷蔵冷凍貨物輸送、機密文書リサイクル便、発送代行、企業専属便…など色々なことをしていますし、そのおかげで売り上げ・車両台数なども含めて県内ナンバーワンです。

取材班:ありがとうございます。

起業したい方へのメッセージ

取材班:最後に、これから起業したい方に向けてメッセージをお願いします。

上原社長:メッセージかぁ(笑)うーん、知識はなくても、やったほうが良い!知識は後からついてくるから、まずはやることが先決です。
僕も最初は知識がなくて、会社を立ち上げた後にお金を借りに行ったんですよ。でも実は、立ち上げてからお金を借り行くのは、銀行に「お金がショートした」と見られるそうです。
もうね、その時は会社が終わったと思って、そこから死ぬ気で働きましたよ。もしも本業が上手くいかなかったら、夜間働くとか、コンビニとか、お金なんてどうにか稼げると思っていました。

でも、一生懸命やって、先輩達との交流も欠かさずにいれば誰かが助けてくれます。仕事もそうだし、お金の稼ぎ方や考え方もそうです。知識よりもまずは死ぬ気で働けば、応援してくれる人が絶対に現れます。
もしも現れないのなら、やり方が間違っているか、真剣さが足りていないからです。本当に死に物狂いでやったら、運も味方になりますよ。

そういう意味でも、勉強して起業するよりも、やりたいと思うのなら今すぐにでもやったほうが良いと思います。

今は勉強ばかりしてやらない人も多いし、用意をたくさんしても、会社を起こしたら、その用意したものが全く活用できないこともありますから。

取材班:上原社長、体験談に基づく貴重なお話、ありがとうございました。

琉球パートナー物流株式会社の情報はこちら

今回インタビューに伺った琉球パートナー物流株式会社様には、苦労話も明るく話してくれる、カッコいい上原社長がいらっしゃいました。

社員への感謝も忘れることなく、福利厚生として事務所内で手軽にサラダを食べられるようにするなど、働きやすい環境づくりを行っているそうですよ。
そんな、素敵な上原社長のいる琉球パートナー株式会社の事業所情報は、下記よりご確認頂けます。

事業所名 琉球パートナー物流株式会社
アクセス
住所 〒901-2221
沖縄県宜野湾市伊佐4-10-9
電話番号 098-871-3085
公式HP https://ryukyupartner.com/

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