「私たちから新しい風を作ろう!」ママさんの地位向上や新しい社会の創生を目指したい。合同会社pananuma・知念社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第117弾。今回は中頭郡にある合同会社pananumaの知念奈々社長をご紹介します。

「ママ」という肩書きの地位向上と新しい社会の創生を目指して、ママプレナー事業やSNSマーケティング、ママコミュニティ運営など、多数の事業に取り組んでいる合同会社pananuma。

キラキラと輝く、明るい雰囲気が魅力的な知念社長へ、どのようなきっかけや想いでこの事業を始められたのかを伺ってきました。

きっかけは長女の入院、ママになって分かる大変さ

取材班:さっそく起業されたきっかけをお伺いしたいのですが、その前に、会社名の「pananuma」という珍しい名前の由来がすごく気になっていまして…(笑)

知念社長:ありがとうございます。変わった会社名ですよね(笑)由来としては、「ぱなぬふぁ」という八重山の方言から来ています。
「子どもは神様」という意味があるんですよ。語尾を「ま」に変えたのは、母やママという意味合いを込めたかったからなんです。

取材班:なるほど、方言だったのですね!すごく気になっていたので、ご丁寧にありがとうございます(笑)それでは、本題の起業されたきっかけも教えて頂けますか?

知念社長:元々は、会社ではなく「ママモネ」というママのコミュニティを運営していたことがきっかけです。
私、実は関西出身で、11年前に沖縄に移住してきたんですよ。沖縄で結婚して、25歳のときに出産を経験しました。でも、主人しか頼る人がいない環境で、ずっと孤独を感じていたんですね。

そんなある日、長女が入院することになってしまいました。小さな子どもが入院する場合、親の付き添いが必須でしたので、義母に協力してもらって、なんとか入院期間を乗り切ったんですよ。

そこで感じたのが、私の場合は運よく義母がいたので良かったけれど、両親共に県外出身で頼れる人がいない場合はどうなるのだろう。幸い私の娘は症状も軽く済みましたが、ゴールが見えない重い病気の家族は、どうやって日々暮らしているのだろうって。
もし、病院内で助け合えるサービスがあれば、お母さんたちの負担や不安を少しでも解消できるのでは?と強く思いました。

取材班:確かに、県外から移住されて来ると、いざという時に頼れる人がいないのが不安ですよね。

知念社長:そうなんです。こうした想いを知人に話したところ、「プレゼンしてみたら?」とアドバイスをもらいました。
知人がスタッフとして携わっている、北海道から沖縄までを対象にした地域創生イベントに推薦してくれたので、勇気を出してプレゼンしてみたところ、たくさんの人たちから共感を得ることができました。

有難いことに、「思い描いているものを実現するなら、もっとこうしたほうが良いよ」「こういう補助金があるから、申請してみると良いよ」と、色々なアドバイスを頂けたんです。

未知の世界ではありましたが、多くの応援を味方に新しい世界へ一歩踏み出してみて、そこから私たちのような、内地出身のママに向けたコミュニティを作りました。
それが少しずつ規模を拡大していって、いつの間にか会社になっていましたね。

取材班:初めての場でプレゼンして、たくさんの評価を頂けるということは、多くのママさんたちも同じように悩み、助けを求めていたのかもしれません。
知念社長は、まさにママさんの救世主ですね。

右も左も分からないまま起業。切り売りに近い状態に疲弊することも

取材班:知念社長が起業されてから、大変だった出来事を教えていただけますか?

知念社長:何も分からないまま、一人で事業に取り組んでいましたので、労力的にも時間的にも切り売りに近い状態でした。
お金を生み出すビジネスとしてスタートしたわけではありませんが、この先ずっと続けていくには、どうすればいいのか悩んでいましたね。

取材班:初めての起業となると、誰しもそうなることもあるかと思います。特に知念社長の場合は、かなり特殊な起業の経緯ということもありますし。

知念社長:今思えば、最初は会社として立ち上げていなかったこともあって、外から見るとボランティアに近い存在だったのかもしれません。
ママさん同士助け合いで繋がって、そういうのが好きな人という見え方になっていたと思います。

ここでも人間関係が壁を打ち砕く鍵に

取材班:そのような壁を知念社長はどのようにして乗り越えられたのですか?

知念社長:とにかく色々な人に助けてもらいました。自分一人では何もできなかったので…。私ができない部分を、他の人たちが補ってくれました。

取材班:やはり、ここでも大変な時に頼りになるのは人間関係だった、ということですね。

知念社長:そうですね。人間同士助け合うことは、起業において一番大切なのではと思います。今の私たちがあるのは、当時助けていただいた皆さんのおかげです。

「子どもがいるからできない…」を「子どもがいたからできた!」に

取材班:ここで、合同会社pananuma様のアピールポイントをお伺いしてもよろしいでしょうか。

知念社長:コンセプトとしては、「私たちから新しい風を作ろう」という考えがあります。
ママさんって、会社でどれだけ高い位置にいたとしても、お母さんになった時点で「ママ」という見方になっているなと。
「ママ=パート」「ママ=扶養範囲で働く」というイメージが、どうしても先行してしまうんですよ。

そうなると、「ママは仕事に全力投球できないのでは?」というネガティブなイメージを持つ人もいます。
私たちは、そんなママさんたちの地位向上をするために、自分たちが持っているスキルを認めてもらえる社会を作りたいんです。

取材班:素敵な考えだと思います。ママになったからといって、働けないわけでは全くありません。世間にまだ古いイメージが残っていることは残念ですよね。

知念社長:そうなんです。あとは、お財布の紐を握っているのは基本的にママさんなんですよ。
そう考えると、ママの声を聴いて商品を開発した方が、絶対売れるのに!と思っています。インスタライブで発信するなど、もっとベストな「ママの使い方」がたくさんあると思うので、私たちが率先して発信していきたいですね。
「子どもがいるからできない」と言うママさんも多いですが、「子どもがいたからできた!」に変えられたら幸せじゃないですか。

取材班:子どもがいたからできたに変える、とても良い考え方ですね!全国のママさんにそう思ってもらえたら、ママさん自身の可能性も広がりますしね!

「子ワーキングスペースを作りたい!」架け橋のような企業を目指して

取材班:知念社長が持つ今後のビジョンについて教えて頂けますか?

知念社長:ママさんの活用方法を、沖縄だけじゃなくて全国でニュースタンダードな考え方にしていきたいです。
みんな違ってみんな良いから、ママさんが活躍できる場所を見つけられると嬉しい。他にも、ママさん向けのサービスや商品の発信など、やりたいことが色々ありすぎて困っています(笑)
カフェ兼コワーキングスペースも作ってみたいですね!

取材班:最近流行りのコワーキングスペースですか?

知念社長:そうです。ただ、普通のコワーキングスペースではなくて「子ワーキングスペース」です。
子どもと一緒に働ける場所と言いますか、シッターさん等に常駐してもらって、子どもと一緒に安心して働ける場所の提供です。在宅で子どもがいる環境は、実は仕事に集中できない側面もありますから。

取材班:確かに、在宅だと子どもの相手をしながら仕事をするので、オフィスよりもハードかもしれませんね。その点、遊び相手がいる子ワーキングスペースならママさんも助かりますね!

知念社長:そうですよね。あとは、移住者の懸け橋のような会社になりたいですね。
沖縄は、県外からの移住者がとても多いのですが、独自の文化や考え方の違いが結構あるんです。こういう風習って、移住してきたからこそ分かるものなので、率先して発信していけたらなと。

取材班:移住先の風習が事前に分かれば安心ですし、生活もしやすいですね!たくさんのビジョンをお持ちですが、早く現実になるように知念社長を応援しています!

起業ってパズルのようなもの

取材班:最後に起業したい方へ向けてメッセージをお願いします。

知念社長:起業って、私のような主婦でもやろうと思えばできましたから、誰もが可能性を秘めていると思います。
あとは、どの方法を用いて起業するかが大切で、苦手な部分を仲間と協力しながらできるかだと思います。

取材班:確かにそうですね。知念社長は素晴らしいポテンシャルをお持ちでしたが、誰しもが可能性を秘めているのは間違いないと思います。

知念社長:「起業ってパズルのようなもの」だと思っているんですよ。
必要なピースをすべて持っているなら、一人で起業しても問題ないだろうし。足りないなら、誰かと一緒にパズルを組み立てていくと良いと思います。
どんな方法を用いても、信念があれば成功するはずです。

取材班:起業はパズルのようなもの、とてもユニークな考え方だと思います!足りないピースは仲間と協力し合って埋めていくという考えが、起業時には必要なのかもしれません。

本日は素敵なお話をたくさんお聞きすることができました!知念社長、貴重な経験談をありがとうございました。

合同会社pananumaの事業所情報はこちら

「私たちから新しい風を作ろう」をコンセプトに、ママさんの地位向上や新しい社会の創成を目指している合同会社pananuma様。

「起業はパズルのようなもの」と語る知念社長を見ると、起業に対し自然と勇気が湧いてくるように感じました!

そんな知念社長が代表を務める、合同会社pananuma様の事業所情報は下記よりご確認いただけます。

事業所名 合同会社pananuma
アクセス
住所 〒903-0115
沖縄県中頭郡西原町字池田86-1
公式HP https://www.mamamone.okinawa/about-us

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