マリンレジャー業界の仕組みを変えたかった。有限会社NEWS・万田社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第13弾の今回は、有限会社NEWSの万田社長をご紹介致します。
2003年に設立の有限会社NEWSでは、「マリンスポーツ企画・運営」「レンタカー事業」を展開しています。
笑顔がまぶしい万田社長より、起業時のエピソードを伺いました。

ブラックな業界をホワイトに変えたい思いが独立のきっかけに

取材班:万田社長の起業されたきっかけを教えてください。

万田社長:一言で伝えるとすれば、起業せざるを得ない状況だったからです。
今でこそ「マリンレジャー」は世間に認知されているのですが、20年前はまだまだ認知度も高くなく、休みも不定期、社会保険も未加入で給与も安定していない。いわゆるブラックな業界でした。
ですので、この業界の離職率がもの凄く高かったんです。私も現場責任者として働いていく中で、部下や自分自身の将来に不安を覚えていました。

取材班:休暇や給料が安定しないというのは、とても大変ですね。

万田社長:そうなんですよ。そんな状況に置かれている人と将来の事を考えるって難しいですよね。でも、当時はこれが当たり前の業界だったのです。
そういった仕組みや慣習を変えたくて、社長に休みや福利厚生を充実させて離職率を下げていきたい!!と直談判しました。
結果、交渉は決裂してしまいましたが…。
だったら自分がそういう安定した会社を作るしかないなと感じたのが、独立するきっかけですね。

取材班:なるほど。一石を投じる考えですね。

万田社長:今は沖縄へ観光で訪れる人数が1000万人まで伸びていますが、20年前は300万人ほどでした。
夏場にドンっと稼いだお金を切り崩して冬場を乗り越える。こういったビジネススタイルが昔は当たり前だったんですよ。先を見据えた際に、これからもっと観光業は伸びていくと考えていましたので、優秀な人材を確保しなければいけないと思っていたんです。
人材確保の為に、シフト制にして休みをちゃんと作って福利厚生を取り入れる事が出来れば、仕事に集中できるという考えでした。

取材班:ありがとうございます。独立されたあとに大変だった事や印象深い出来事はありますか?

万田社長:起業をしたのが24歳の時なのですが、出身が関西で沖縄には知り合いもおらず、本当にゼロからのスタートでした。色々なところへ営業で伺いましたが、まったく取り合ってくれないんですよね。
そこで、まずは大手のリゾートホテルや観光施設の方々と仲良くなるところから始めました。その仲良くなった方達の訪問先である旅行代理店へ、私も同行させてもらい、マリンレジャーの契約を少しずつ増やしていく事ができました。

仕事の姿勢は、嘘をつかず素直に一生懸命やる

取材班:ホテルや観光施設に着目したのはどういったところからなのでしょうか。

万田社長:ホテルはどうやって集客しているんだろうって、ふと疑問に思ったんですよね。
インターネットがまだまだ普及していない時代で、集客するには紙媒体しかなかったんですよ、あの頃は。有名な旅行専門雑誌にもホテルは載っていなかったですし、掲載されている観光施設も集客目的では無いですしね。
どこからお客さんが来ているんだろうと考えた結果、旅行会社という販路に目を付けました。

取材班:とても素晴らしい発想ですね。

万田社長:マリンアクティビティを旅行代理店へ営業している会社が2~4社あったのですが、その会社と私達のサービス内容に違いはないんです。同じ内容の企画や商品なら、どこの誰ともわからない新参者の私達と契約してトラブルになるより、既存の会社を使った方が安心ですよね。
それであれば、私は人間関係に重きを置いてやろうと思って。嘘をつかず素直に答える。そしてレスポンスを早く一生懸命やる。自分次第でどうにか出来る事ばかりですよね。

今後のヴィジョンについて

取材班:今後のヴィジョンを教えていただけますか。

万田社長:マリン事業とレンタカー事業を、もっとデジタル化して良くしていきたいと考えています。
マリンスポーツの安全管理であれば水中ドローンを使ったり、レンタカーであれば自動貸渡しのシステムを導入するなど、まだまだアナログな部分が多い業界なので、もっと効率化・デジタル化していきたいですね。
また、今の事業とは相対する事業を作っていきたいと考えています。昼のバイトがダメでも夜のバイトがあるみたいな。
どっちにも負けない事業を作っていく事で相乗効果も生まれると思うので。

起業したい方へのメッセージ

取材班:最後にこれから起業したいと考えている方へメッセージをいただけますか。

万田社長:全ての事に対して主体的に考える事ですね。「随処に主となれば、立処みな真なり」という言葉があります。好きな事は主体的に考えられますが、そうでない事は主体的に考えないですよね。そこも主体的に考えられるようになると、自身の事も客観的に考えることができます。
自分の事だけではなく周りの事も分かっていないと、会社や事業は大きくなっていきません。助けてくれる人や、仲間がいるから仕事が上手くいくのだと思います。
物事を主体的に考えながら、突き進んでください。

取材班:貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。

有限会社NEWSの情報はこちら

今回ご紹介した有限会社NEWS様には、マリン業界の将来を考える真っ直ぐな社長様がいらっしゃいました。
従業員を気遣う言葉も多くあり、万田社長の人柄に触れる事ができたインタビューでした。
そんな素敵な有限会社NEWS様の事業所情報は下記よりご確認いただけます。

事業所名 有限会社NEWS
アクセス
住所 〒901-0155
沖縄県那覇市金城3-7-2
電話番号 098-891-9090
公式HP http://www.tms-news.jp/index.html

取材についてのお問い合わせ

沖縄で活躍する社長取材については、下記または右側のチャットよりお問い合わせください。担当者が折り返しご連絡いたします。取材費用、掲載費用は無料です!

 

メールでのお問い合せはこちら

電話でのお問い合わせはこちら