「沖縄を代表するおみやげを目指して。」株式会社マーミヤ・金城社長の3代目としての奮闘エピソード

「沖縄の経営者特集!」第100弾。今回は、那覇市にある食品製造・販売会社、株式会社マーミヤの金城有作社長をご紹介します。

農林水産大臣賞を2度も受賞された経験のある、沖縄・八重山マーミヤかまぼこの製造・販売を行っている株式会社マーミヤ。

昔から沖縄県民に愛されている会社を継いだ金城社長へ、後を継いだ想いや大変だったエピソードなどを伺ってきました。

きっかけは父の手伝い。気づいたら3代目社長に

取材班:まずは起業されたきっかけからお伺いしているのですが、株式会社マーミヤ様は、2021年現在で創業何年目になりますか?

金城社長:1945年創業なので、現在で76年目ですね。もともと僕の祖父母が創業した会社で、2代目を僕の親父が引き継いでいて、その後僕が3代目になった経緯です。

取材班:代々ご家族様の間で受け継がれてこられた会社なのですね。金城社長も、始めから会社を継ぐ予定でいたのですか?

金城社長:いえ、実はそうでもなくて…(笑)最初は僕の兄が会社を継ぐ予定だったので、僕自身は東京でカメラ関係の仕事をしていました。

しばらくして、転職を考えていた時期に、兄から「半年ぐらい会社を見てくれないか?」と相談があったんですよね。
それで何気なく「いいよー」と返事をして会社を見ていたところ、そのまま12年経っていました(笑)

取材班:そんなことがあるのですか!(笑)きっとお兄様は、金城社長に会社を継いでもらいたいと考えておられたのでしょうね。

金城社長:そうかもしれませんね(笑)

大変だった事業の引継ぎ

取材班:金城社長が株式会社マーミヤ様を継がれてから、今までで一番大変だった出来事を教えていただけますか?

金城社長:大変だったことはたくさんあります(笑)今の工場を建てる前に、別の場所に工場があったので、この移転作業が実に大変でした。
その後は人間関係で問題が発生したり…(苦笑)

取材班:かなり苦労をされてここまで来られたのですね…。

金城社長:まだまだありますよ(笑)かまぼこの原料が値上がりしたため、資金面もかなり苦労しました。
あとは商品開発ですね。これは決してかまぼこ屋に限った話ではありませんが、新商品を作った時に偶然、他社と商品が似通ってしまうこともありますよね。
食品は特許が取れないので、その点では他社とバチバチしたり(笑)本当に大変なこと続きでした。

取材班:商品の類似はどの事業分野でもあり得ることですからね…。

信頼があるからこそ、たくさんの方に支えてもらった

取材班:大変な経験をされてきた金城社長ですが、そのような壁を今までどのようにして乗り越えられたのですか?

金城社長:基本的に、僕自身嫌なことは全て忘れるタイプなのが良かったのかもしれません。

取材班:すごいポジティブですね!(笑)

金城社長:そうですかね(笑)スタッフやお客様にたくさん支えられてきましたし、融資してくれた会社からも応援のメッセージを頂いたりもしました。
大変なことがある度に、その都度その都度、色々な方にお世話になってきたので、そのおかげだと思います。

取材班:そこまでたくさんの方々から助けてもらえるのは、きっと金城社長への信頼が高かったことが大きいでしょうね!

かまぼこを通じて、皆さんを幸せにする

取材班:株式会社マーミヤ様のコンセプトやアピールポイントをお伺いしてもよろしいでしょうか。

金城社長:「かまぼこを通じて、皆さんを幸せにする。」シンプルですけど、これをコンセプトに掲げています。

取材班:素敵ですね!

金城社長:アピールポイントは、商品の種類が豊富なところです。冠婚葬祭に出せたり、スナック感覚で食べられるかまぼこ、毎日スタンダードに使えるかまぼこも取り扱っています。
本当に、かまぼこの全てを網羅していると言っても過言ではありません!

あとは、僕らの会社って商品に遊びを取り入れていることが多いんですよね。

取材班:遊びを取り入れるとは…?

金城社長:例えば、餃子の皮にかまぼこを入れた商品や、ニンニク入りのかまぼこなどです。お酒のつまみにもぴったりですよ(笑)
こういう商品って、意外に一つ一つ手作りで大変なんですが、やりがいがあって楽しいと製造スタッフは言ってくれています。
僕らの会社は、こういったユニークな商品路線をかなり攻めているのが特徴です。

取材班:確かに面白いですし、何より美味しそうですね!
そういった面白い遊びの要素をかまぼこに加えるのは、会社のこだわりに近いものなのでしょうか。

金城社長:そうですね。原料にももちろんこだわって作っていますし。
実は、食べやすさや見た目といった点にはそこまでこだわらず、あくまで美味しさを重視しています。正直、見た目に重きを置いた「映えるかまぼこって何?」って思いませんか?(笑)

取材班:美味しさを重視していただいた方が、お客様からの評価も自然と高くなってきますしね!

「沖縄を代表するおみやげ」子どもでも気軽に購入できるかまぼこに

取材班:金城社長が持つ今後のビジョンについてお伺いしたいです。

金城社長:かまぼこって、基本的にスーパーで購入することができます。だからこそ、これからは値下げ合戦のようになってくると思います。
そうなると、優れた機材を使っている大きな会社には到底勝てません。なので僕らの作るかまぼこは、「沖縄を代表するおみやげ」を目指していきたいと考えています

取材班:「沖縄を代表するおみやげ」ですか!すごくキャッチーで良いですね!

金城社長:あと、餃子かまぼこもそうですが、現在はかまぼこ1枚70円、8枚買って500円という値段設定にしています。
これからもっと値段を調節して、子どもでも気軽に購入できるようなかまぼこにしていきたいですね。イメージでいうと、昔ながらの駄菓子屋のような。

取材班:子どもも簡単に購入できて美味しく楽しめるかまぼこがあれば、「沖縄を代表するおみやげ」にもっと近づくことができますね!
私自身、金城社長のビジョンが現実になる日が来るのをとても楽しみにしています!

自分が何がしたいのかを明確にする


取材班:最後に起業したい方へ向けてメッセージをお願いします。

金城社長:起業って大変です(笑)沖縄には、ビジネスリーダーやカリスマ的存在が業界ごとにたくさんいます。その中で起業するなら、まずお金を貯めないといけないと思います。

1万円だけでも別に良いし、100万円貯めてからでももちろん大丈夫ですが、その中で「自分自身いったい何がしたいのか?」を明確にしていくことが大事だと思います。

取材班:なるほど。ちなみに、したいことを明確にするときは、起業しやすい業態を選ぶのが良いのでしょうか。

金城社長:これは正直何でも良いと思います。むしろ、自分の興味があることを活かして起業したほうが絶対成功しやすい
でも、みんなと同じことをしていてもなかなか勝てないのが事実ですよね。
なるべくニッチなところからニーズを掘り起こして、見つけたらすぐに行動すれば良いんじゃないかなと思います。

例えば、ストックビジネスとかすごくおすすめですね。僕らのようなビジネス形態とは違って、サブスクみたいなものですけど。
前もってお金をもらうことができるので、仕入れ調整もしやすくなります。今から起業する方にはぜひ検討してもらいたい業態です。

取材班:とても具体的にお話していただいてありがとうございます!起業を成功させるための秘訣がすごく分かりやすくて、私自身良い勉強になりました。

本日はインタビューで伺いましたが、良いお話をたくさんお聞きすることができてとても嬉しいです。
金城社長、貴重なお話をありがとうございました。

株式会社マーミヤの情報はこちら

「沖縄を代表するおみやげ」を目指し、面白いアイデアをどんどん取り入れてバリエーション豊かなかまぼこを提供し続けている株式会社マーミヤ様。

「自分自身いったい何がしたいのかを明確にすることが大事。」そう語る金城社長の姿を見ることで、起業を成功させるためのビジョンをとても鮮明に思い描けるようになりました。

そんな金城社長が代表を務める、株式会社マーミヤの事業所情報は下記よりご確認いただけます。

事業所名 株式会社マーミヤ
アクセス
住所 〒900-0002
沖縄県那覇市曙1-14-14
電話番号 098-988-3195
公式HP https://www.marmiya.com/

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