「自分は何のためにその事業をするのか」グローバル社会に必要な語学教養を通じて社会問題に向き合い続ける。株式会社lab・山川社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第81弾。今回は那覇市にある語学教養サービス・支援事業、株式会社labの山川宗德社長をご紹介します。

沖縄が持っている可能性を信じ、グローバル化の進む現代を生きるために必要な、外国語スキルを習得できるサービスを提供している株式会社lab。

写真からも見てわかるように、明るくパワフルな山川社長へ、どのようなきっかけや想いでこの事業を始められたのかを伺ってきました。

警察勤務で見えた解決できない社会の課題

取材班:まずは起業されたきっかけから教えていただけますか?

山川社長:私は以前16年間警察勤務をしていましたが、働き続けていく中で、警察の内側からだけでは解決できない社会課題があることに気づきました。
その課題を解決するために警察を出て、外側からバックアップしたいと考えたのが起業のきっかけですね。

取材班:最初は警察官だったのですね!16年間も勤められていたとのことですが、山川社長自身はもともと起業をしたいという思いを持たれていたのでしょうか。

山川社長:いえ、起業する気は全然なかったです。子どもの頃から警察官になりたいという夢を持っていたので。
実は私、高校生の時に泥棒を現行犯で捕まえて、警察署から感謝状をもらったことがあるんですよ(笑)それがきっかけで警察になろうと思いました。

取材班:凄いですね!(笑)では、元から警察官一筋だったということですね。

山川社長:そうですね。大学も法学部に入って勉強していましたし、留学も経験しました。柔道も習い続けて、あらゆる準備をして警察に就職しました。
それでも、やりたいことが別に出来たので起業したんです。

コロナが与えた計り知れない経営難

取材班:起業する際、大変だった出来事を教えていただけますか?

山川社長:私が今の学童を支援する語学教養サービスを始めたのは、前職を3月末に退職した4月なんです。ちょうどコロナが猛威を振るっていたタイミングで、影響を受けてしまい、事業を始めた当初は売り上げ0(苦笑)
さらに従業員が5人いたので、家賃や人件費など諸々含めて月々200万円ほど支払う必要がありました。収入がなかったので大変でしたね。

取材班:やはりコロナの影響力は凄まじいですよね。本当に社会へ与えるダメージが計り知れないというか…。

山川社長:そうですね…。これは本当にきつかったです。まさかここまでコストに影響が出るとは思っていなかったので。

ただただ人の役に立つことだけを考えた

取材班:コロナのよるコスト維持や売り上げ確保の問題についてお聞きしましたが、そのような壁を山川社長はどのようにして乗り越えられたのですか?

山川社長:そうですね…。警察を退職する時から、自分がするべきことを明確に決めていたので、ただひたすらに頑張っていましたね。
タコライスバーズでボランティアを始めたり、どうすれば人の役に立つことができるのかを常に考えていたので、自分の感情はほぼ0でした。利益に関してもほとんど考えてなかったかな?

事業もボランティアも私生活も『人のため』にならないことはやりませんが、そうやって、ただただ頑張ったことで、多くの方から支援や応援の声が集まるようになり、おかげ様で色々なアドバイスや事業協力も受けられるようになりました

取材班:そうだったのですね!ひたむきに頑張ることの大切さが凄く伝わります!

山川社長:何度も会社を畳もうかと考えましたけど(笑)家にいたほうが楽なんじゃないかって。でも、最終的に「人の役に立つために」という私の軸になっている部分が打ち勝ってくれました。

取材班:起業家としてのお手本のような考え方ですね!私も見習います…(笑)

時代の変化を捉え、沖縄の可能性を信じ、常に挑戦し続ける会社になりたい

取材班:株式会社lab様のコンセプトやアピールポイントについてお伺いしたいです。

山川社長:会社のホームページにも書いていますが、「時代の変化を捉え、沖縄の可能性を信じ、常に挑戦し続ける会社になりたい」がコンセプトですね。というよりも、私自身が持つ理想の経営者像に近いのかな。

取材班:素晴らしいコンセプトですね!グローバル時代を生きるために語学教養サービスを行っている、株式会社lab様にぴったりだと思います。

山川社長:あと会社の良い点として、夢や課題を解説するためにゴールを設定したら、とにかく楽しんで、ひたむきに向き合うことを第一に考えているところです。 事業を展開していくうえで、楽しむことは一番大切だと思っているので。

取材班:確かにそうですね!企業として楽しむことを第一にしていると、従業員も生き生きとしますし。

事業拡大とシングルマザーを助けるサービスの実施

取材班:語学教養サービスや日本語学校運営、海外留学支援など、グローバル社会を生きる術を教えながら、日々社会課題に向き合い続けている株式会社lab様ですが、山川社長が持つ今後のビジョンについて教えていただけますか?

山川社長:今後は、沖縄県内に学童・食堂を7店舗展開するつもりです。その食堂内には未来チケットを導入したいですね。 あとは、長時間保育にも着手していこうかと。

取材班:長時間保育というと…?

山川社長:現代には片親の児童が凄く多いんですよ。特に母親1人のシングルマザー比率が高い。
実はシングルマザーの方って、子どものお迎えが必要なため、定職に就いている方が非常に少ないんですね
それだと体力だけでなく経済的にも負担が大きいじゃないですか。だからこそ、長時間保育サービスは必要だと思うんです。

取材班:確かに長時間保育サービスが普及すれば、多くのシングルマザーを助けることができそうですね!

山川社長:そうですよね。そのための細かい設備設計も、実はある程度すでに思い浮かんでいます。ご飯の提供サービスはもちろん、お風呂も付けてあげようと。
そのお風呂にはシャワーを完備したり。人の役に立つことを考えていたら、どんどんアイデアが思いつきますよね!

取材班:素晴らしいですね!山川社長がお持ちのビジョンが、今後現実になる日が来ると思うととても楽しみです!

「自分は何のためにその事業をするのか」起業における本質

取材班:ここまでたくさんのお話をお聞きしましたが、最後に起業したい方へ向けてメッセージをお願いします。

山川社長:起業する際のお話になりますが…「自分は何のためにその事業をするのか」を常に意識していてほしいです。
起業する理由をしっかり自分で言語化して、一度考えてみてください。その理由のために、どれだけ自分は行動できるのか。ひたむきに頑張り続けられるのか。

こうやって考えてみると、しっかり自分の軸を持つことができるので、どんな逆境にでも立ち向かえるようになるはずです。

取材班:なるほど。起業における本質のようなものですね。

山川社長:そうですね。その本質を知るためにも、今一度自分と向き合える時間をしっかり確保してみてください。
起業は中途半端な気持ちでするのは良くありません。ブレない心を持ったうえで起業する方が良いですよ。

取材班:今のお話を聞いて、私自身も凄く勉強になりました。起業を志している方たちの心にも、間違いなくしっかり響き渡ったと思います。

本日はインタビューで伺いましたが、良いお話をたくさんお聞きすることができました!山川社長、貴重なお話をありがとうございました。

株式会社labの情報はこちら

グローバル社会を生きるために語学教養サービスや支援サービスを提供し、さまざまな社会課題に向き合い続けている株式会社lab様。

「自分は何のためにその事業をするのかを意識してほしい」と語る山川社長の姿を見ていると、起業家に在るべき本来の姿を今一度学ぶことができました!

そんな山川社長が代表を務める、株式会社lab様の事業所情報は下記よりご確認いただけます。

事業所名 株式会社lab
アクセス
住所 〒900-0021
沖縄県那覇市泉崎2-3-3オフィス泉崎2-A
電話番号 080-2697-1226
参考サイト https://www.tacorice-lovers.okinawa/

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