自分がデザインした家具でお客様を喜ばせたかった。オーダー家具専門店「INTERIAN」・島袋社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第34弾。今回は、オーダー家具専門店INTERIANの島袋社長をご紹介します。

2016年11月の設立以降、琉球松と琉球藍で藍染した家具「藍樹」や沖縄市にある「トリップショットホテルズ」のリノベーションなど、オーダーメイド家具をはじめ家具を使った空間作りまで手掛けるINTERIAN。

沖縄から家具を発信し続ける島袋社長がなぜ沖縄で起業されようと思ったのか、そして今後はどのように展開されていく予定なのかについて伺ってきました。

自分でデザインをしてお客さんを喜ばせたかった

取材班:まずは起業したきっかけから教えていただけますか。

島袋社長:自分でデザインをして物を作ってお客さんに喜んでもらうという仕事がしたくて起業しましたね。

取材班:ものづくりには以前からご興味があったんでしょうか?

島袋社長:父が家具職人だったので、ものを作ることにはもともとすごく興味がありましたね。やはり最終的には私も家具を作ることに興味が出て、東京でインテリアデザインの学校に行っていました。

取材班:お父様が職人だったんですね!学校を卒業されてからはやはり職人になられたんでしょうか?

島袋社長:卒業後は輸入家具屋に勤めていたので、職人というより家具を売ることを仕事にしていましたね。それから10年くらいして沖縄に帰ってきて、父の会社に入りました。
ただ父の会社も家具工場だったので、設計士のデザインを基に作るだけだったんですよね。例えば学校をつくる際に教室の後ろの棚を作ったりとか。建設業の一部のような感じでした。
私はやっぱりデザインをして個人のお客さんに喜んでもらいたかったので、そこで起業することを決めましたね。

取材班:やはりご自身でデザインから手掛けられるために起業、ということですね!今はデザインから作製までされているんでしょうか?

島袋社長:いえ、今はお客さんへの提案やデザインをメインに行っています。作製に関しては過去の仕事で培った人脈があるので、私が仕事を取ってきてデザインを決めた後は提携している木工所で作製するという流れになっていますね。

取材班:なるほど!作製に関しては木工所と連携されているんですね。

島袋社長:沖縄にも家具を作るような木工所というのは結構あるんですが、「仕事を持ってきてデザインを提案してものを作る」ということまでできる人があまりいないんですよね。なので私がそこをやっているという感じです。

はじめは注文が取れずに苦労した

取材班:それでは、創業されて今までで大変だった出来事はありますか?

島袋社長:大変だった出来事…いっぱいあるな(笑)そうだ、1~2年目がとにかくきつかったですね。売り上げがほとんどなくて。

取材班:そうだったんですね。はじめからオーダー家具をされていたんでしょうか?

島袋社長:はじめはDIYを教える先生みたいなこともやっていたんですが、収益につながらなくてきつかったですね。あとはやっぱり最初は会社としての実績が無いので全然注文が取れなくて、2年目くらいまではとにかく大変でした。

チャレンジしてみて実績につなげること

取材班:今ではたくさんのオーダー家具をデザインされていると思いますが、どうやってその状況を乗り越えられたんでしょうか?

島袋社長:やっぱり実績ですね。ホテルのリノベーションの依頼が来たことがあったんですが、自分はとにかく家具の仕事しかしてなかったのでリノベーションはやったことがなかったんですね。
ただ「こうやったらいいんじゃないか」というイメージはあったんですよ。
それで実際にやってみたらすごく評価をいただけて、そこで実績が出来てからはかなり注文も受けるようになりました。

取材班:(写真を見て)凄い!シックな感じでかっこいいです!

島袋社長:ここの社長さんがメディアもされる方で、アピールが上手というのもありましたね。そこで露出の機会をいただいたので実際にお客さんに家具の良さを体験していただけて、注文につながったと思います。

『実用性×デザイン性』

取材班:御社のアピールポイントについても教えていただけますか?

島袋社長:やはり実用性とデザイン性ですね。使いやすく設計するようにしているのはもちろんですが、みなさんやはりデザインを気に入って注文をしてくれているので。
実用性とデザイン性を兼ね備えているのがうちの家具のアピールポイントです。

取材班:デザインというと、琉球松と藍染を合わせたスタイリッシュな既製品も展開されていますよね。

島袋社長:そうですね。木製品に藍染するってあまりないんですが、既存製品との差別化を図る意味でも新事業として展開しています。これからアイテム数も増やして、ECサイトや展示会を活用してもっと沖縄の家具を広めていきたいですね。

取材班:沖縄県産の家具が広まっていくのはうれしいですね!先ほどリノベーションのお話が出ていましたが、家具以外にも内装もされているんですよね?

島袋社長:そうですね。メインはオーダー家具ですが内装やリノベーションもやっています。
家具1つだけではなく部屋全体の空間作りをさせてもらうとやっぱりかなり印象が違ってくるんですよね。家具のデザイン含め内装のご提案をさせていただくこともご評価いただけている点です。

沖縄の家具をもっと広めていきたい

取材班:今後のビジョンについてはいかがでしょうか?

島袋社長:先ほど少しお話したように、沖縄の材料を使った家具をもっと認知させていきたいですね。ただそこで出てくる家具のデメリットが送料なんですよね。とくに県外に送るとなるとどうしてもネックになるので、そこが課題ではあります。

取材班:流通の面で沖縄の場合はとくに難しいところですよね。

島袋社長:そうですね。沖縄には作れる人がいっぱいいるんですが、その人たちが日の目を見ていない感じがしていて。そこにもうちょっと光を当てていきたいなと思っています。

起業したい方へのメッセージ

取材班:最後に起業したい方へのメッセージをお願いします。

島袋社長:何だろう…「人の話をちゃんと聞くこと」ですかね(笑)
ただ、人の話を聞きすぎても恐らくできなくて、思い切って始めることと意固地にならずに人のアドバイスを聞くことのバランスが大事でしょうね。

取材班:たしかに。両方のバランスを上手く保つことは大切ですよね。

島袋社長:あとは自分で枠を決めてしまわずに、とにかく色んなジャンルの人と実際に会った方が良いですね。
最近はネット販売などもあってにパソコンの中にお客さんがいると思ってしまいがちなんですが、直接会ってみるとまた違うこともあります。
オンラインとオフラインに関してもバランスよく向き合った方が良いですね。

取材班:何事もバランスよく、ということですね。島袋社長、本日はお忙しい中ありがとうございました。

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家具も内装も、理想の形を追い求めてデザインされている島袋社長。
自らがデザインした沖縄の家具でお客さんを喜ばせながら沖縄の職人にも光を当てたいと語る姿からは、家具と沖縄への愛が感じられました。

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事業所名 オーダー家具専門店INTERIAN
アクセス
住所 〒900-0003
沖縄県那覇市安謝1丁目1-12 2F
電話番号 090-6549-9638
公式HP https://interian.work/

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