今までの価値観に広い視点をプラスして、柔軟な思考で事業展開していく。株式会社おきなわ晴家〜Haruya〜・又吉社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第90弾。今回は豊見城市にある商品販売事業、株式会社おきなわ晴家〜Haruya〜の又吉康直社長をご紹介します。

宮古島産の上質なノニに注目し、お客様が安心して飲めるノニジュースを卸・小売りしている株式会社おきなわ晴家〜Haruya〜。

父親から受け継いだ会社を必死に守ってきたという又吉社長へ、どのようなきっかけや想いでこの事業を始められたのかを伺ってきました。

時代に合わせた事業を行いつつも、アナログ販売方式は守っていく

取材班:株式会社おきなわ晴家〜Haruya〜様は今年で創業38年目とお伺いしていますが、まずは起業されたきっかけから教えていただけますか?

又吉社長:弊社は、もともと私の父親が個人事業主として始めた会社で、私が4年前に法人化しました。
最初の頃は、ハーブを用いたお茶を販売していたのですが、私自身あまりハーブが自分の身体に合わなくて…(苦笑)そこで、色々商材を変えて、今の事業形態が確立された感じです。

取材班:最初はお父様の会社だったのですね。

又吉社長:そうです。それからは、ノニジュースやシークヮーサーの販売に力を入れ始めて、沖縄生まれの体に良いものを販売していくセレクトショップのような事業をスタートしました。

物産展やイベントに出向いて商品を販売し、そこで購入していただいたお客様に新商品の情報をDMで送ってリピーターを獲得するといった、本当にアナログなスタイルでした。
その後は徐々にネット販売にも力を入れるようになって、今は大手さんをはじめ、様々なショッピングサイトで販売を行っています。

取材班:ネットを駆使しているというよりは、自らの足で各地に赴いて商品販売を行われていたのですね。

台風によるノニへの被害

取材班:又吉社長が就任されてから、今までで一番大変だった出来事を教えていただけますか?

又吉社長:色々なところに出向いて商品販売をしていたので、資金的な大変さは結構ありました。
他にも、私達の会社は売り上げの40〜50%をノニジュースが占めているのですが、弊社のノニの産地である宮古島に大きな台風が2回連続で直撃した年は厳しかったですね…。
会社の核であるノニが全部やられてしまい、この時は本当にすべてが終わったと絶望しました。

取材班:そうだったのですね。沖縄は台風が多い地域ではありますが、防ぎようのないトラブルですべてが壊滅してしまうのは、非常にやるせない気持ちになりますよね。

又吉社長:そうですね。もちろん、売り上げの50%が奪われてしまったという被害もそうですが、それだけではなくて、今までノニジュースをリピートし続けてくれていたお客様が離れてしまうという事態にも陥ってしまいました。
お客様が購入したいと思っていても、ノニジュースがない状態でしたから、これも本当に大変でしたね。

別メーカーさんが販売しているノニジュースを譲り受けてしのぎ続けた

取材班:先ほど、台風によるノニの壊滅問題についてお話していただきましたが、そのような壁を又吉社長はどのようにして乗り越えられたのですか?

又吉社長:とにかく商品を確保する必要があったので、ノニを販売している別のメーカーさんに協力していただきました。
そのメーカーさんの既製品をお借りしたり、沖縄本島の生産者さんから、ノニ果実を譲り受けたり、何とかその時期を凌ぐことだけを考えて行動していました。

取材班:販売するものは、その当時もノニジュースに限定されていたのですか?

又吉社長:そうですね。やっぱり私達のお客様が求めていらっしゃるものはノニジュースなので。そこの考え方はあえてずらさないようにしていました。
元の経営状態に戻るまで1年程かかったので、本当に大変でした

取材班:そうですよね…。でも、1年で経営を復帰させるだなんて、又吉社長の手腕は素晴らしいですね!
リピーター様も、本当は又吉社長から購入したいと待ち望んでいたのかもしれませんね。

お客様が実際に商品を想像できるネット販売

取材班:ここで、株式会社おきなわ晴家〜Haruya〜様のコンセプトやアピールポイントをお伺いしてもよろしいでしょうか。

又吉社長:弊社は今ネット販売も行っていますが、ネット販売はお客様が直接手に取って商品を確認できないので、実際に商品の想像がしづらいのがネックです。
そこで、私達の会社ではそういった概念を壊すために、ネットではあるものの実際に商品を想像できる宣伝に取り組んでいます
長いことアナログでやっていたからこその視点は忘れずに、デジタル化を目指していきたいですね。

取材班:確かに、又吉社長の販売方式なら、ネットの印象違いの問題をスッキリ解決できそうですね!

又吉社長:お客様の中には、先代からリピートしてくれている方も多いです。こういった関係性は、ネットだけの販売ではなかなか作り出せません。
だからこそ、色々なところに自ら出向いて販売するようにしています。お客様との繋がりを構築するためにも、アナログな部分も大事だと考えているんです。

取材班:なるほど。お客様との繋がりを最重視されていて、とても勉強になります!

沖縄に限らず世界中の良い商材を発信し続けたい

取材班:又吉社長が持つ今後のビジョンについてお伺いしたいです。

又吉社長:色々なサイトでネット販売をしていますが、ノニジュースとシークヮーサーが8割と商材が少ないので、このままだとネット上で事業拡大するのは難しいと思っています。
そこで、沖縄の良いものを県外に発信することを主軸にしつつ、世界中の良いものも広めていくことにしました。
沖縄だけではなくて世界にも良いものはたくさんあると思います。そうした良いものを、実際に自分の目で確かめて色々紹介していきたいですね。

取材班:確かにネットで事業拡大を狙うなら、世界的に商品を取り入れていく必要がありそうです。

又吉社長:そうなんです。その先駆けとして、今年からニュージーランド産のマヌカ蜂蜜を販売しております。
今まで持っていた価値観に広い視点をプラスして、柔軟な思考で事業展開に取り組むつもりです

取材班:又吉社長の販売するマヌカ蜂蜜、早く私も食べてみたいです!これからの株式会社おきなわ晴家〜Haruya〜のご活躍がとても楽しみですね!

「人とのご縁を大切に」お客様はロボットではない

取材班:ここまでたくさんの良いお話をお聞きしてきましたが、最後に起業したい方へ向けてメッセージをお願いします。

又吉社長:今の社会は、どの仕事でもAI技術が発達してきていると思います。ですが忘れてほしくないのが、「お客様はロボットではない」ということです。
お客様からすると、心が繋がり合って信頼できる会社から商品を購入したいと思うはずです。だからこそ、皆さんには「人とのご縁を大切」にしてほしいですね。

取材班:仰る通りだと思います。事業を成功させるには人との繋がりが一番大切ですよね。

又吉社長:あとは、とにかくたくさん行動してみてください。「こうしたい」と思ったらすぐに行動してみること。
そうした習慣を身につけると、事業も自ずと進めることができるはずです。経験して失敗すればするほど、成功があなたに近づいてくると思いますよ。
歳を取ってくるとなかなか冒険できない部分もあるので、若いうちにどんどん突っ走っていくのが大事だと思います!

取材班:行動することが成功の近道、ということですね!又吉社長のお話は、きっと多くの起業を志す方たちが勇気づけられたと思います。

本日はインタビューで伺いましたが、良いお話をたくさんお聞きすることができました。又吉社長、貴重なお話をありがとうございました。

株式会社おきなわ晴家〜Haruya〜の情報はこちら

お客様との繋がりを最優先して、日々自らの足でノニジュースなどの沖縄商材を発信し続けている株式会社おきなわ晴家〜Haruya〜様。
「人とのご縁を大切にしてほしい」と語る又吉社長の姿を見ると、会社としての本来の在り方を学ぶことができました。

そんな又吉社長が代表を務める、株式会社おきなわ晴家〜Haruya〜様の事業所情報は下記よりご確認いただけます。

事業所名 株式会社おきなわ晴家〜Haruya〜
アクセス
住所 〒901-0242
沖縄県豊見城市高安803-89
電話番号 098-856-3455
公式HP https://okinawaharuya.com/

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