「他の真似をしたくない、2番煎じになりたくない!」という想いで新しいサービスを提供していく。Flower Living K’s・金城社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第102弾。今回はジャイアントフラワーに情熱を注ぐ、Flower Living K’sの金城社長をご紹介します。

「思い出の1ページにインパクトのある1輪を…」という言葉に込められた、ジャイアントフラワーへの深い気持ち。経営するフラワーショップでは、他にもバルーンや生花、ディスプレイまで幅広く対応されています。

明るくパワフルな金城社長に、これまでに苦労した道のりや今後の展望を伺ってきました。

突然舞い降りた起業のチャンス

取材班:早速ですが、金城社長が起業したきっかけをお聞かせください。

金城社長:実は私、もともと葬儀屋さんで働いていたんですよ。その葬儀屋さんが花屋をオープンさせようと動いていたんですが、色々あって、開業できなくなってしまったんです。

だけどオープン準備が進んでいたので、葬儀屋さんから「譲るから、やって欲しい」と言われまして(苦笑)私が譲り受ける流れになりました。
いつかは自分でもやりたいな…とは思っていましたが、まぁ2〜3年先の話かなと思っていたので、正直驚きましたね。

取材班:自分でお店を開こうと思っていたんですね。

金城社長:そうなんですが、もっと先の話だと思っていたので、時期が早まった感じですね。お店の敷金・礼金・設備などは葬儀屋さんが持ってくださったので、全て譲ってもらった形です(笑)

取材班:えー!それはラッキーじゃないですか!

金城社長:そうなんです。ツイてました(笑)

取材班:もともとお花は好きだったのですか?

金城社長:18歳くらいの時にお花を習っていましたが、そもそもお花が好きだったわけではなく、友達に誘われて通い始めたんですよ。
友達はいつの間にか辞めてしまったんですが、私はお花の魅力にハマってしまいました。

取材班:そうだったんですね。今は、店舗販売と配達はどちらが多いですか?

金城社長:来店も配達も半々くらいでしょうか。配達ですと、開店祝いなどでご利用いただくことが多いですね。

好きだからこそ苦しくなったブライダルの仕事

取材班:フラワーショップを経営していて、大変だったことがありましたら教えてください。

金城社長:以前、名護のホテルと組んで、ブライダルの仕事を受けていた時期があります。その時は、朝早くからの配達も1人で全て対応していたので、少しきつかったですね。
ブライダルの仕事は好きなんですけど、自分の中でプレッシャーになってしまったんです。そこで、一旦仕事をお断りすることにしました。それからは一気に吹っ切れた感じです。

取材班:名護までの配達は遠いですね…。

金城社長:そうなんです。名護の北部だったので、特に。
ブライダルの仕事自体は何十万円の大きな仕事なので良いのですが、その繋がりで別の仕事も引き受けることもあって…。1件1,000円の配達も対応したりね。

取材班:え!それはマイナスではないでしょうか?

金城社長:そうなんです。でも、ブライダルの仕事繋がりなので受けなくてはいけなくて。それが負担に感じてしまったんです。

取材班:繋がりは大切ですが、負担が大きくなってしまったんですね。辛い時はどのように乗り越えましたか?

金城社長:しんどくなったら、お酒を飲んで誤魔化していました(笑)
私、子供を3人抱えた母子家庭だったんですよ。ブライダルの仕事って週末が多くて、子供の面倒もゆっくり見れず、それもきつかったです。なのでとりあえず飲む。

取材班:うちなーんちゅですね(笑)でも同じ立場になったら、私も飲んで誤魔化すかもしれません。

金城社長:ですよね。あとは、商工会議所の青年部に所属しているので、周りのメンバーに支えられたのもありますね。
商工会議所の青年部メンバーは皆熱くて。年下が多いんですけど、仕事の話をいろいろ聞いているうちに、「このくらいでめげてはいけない」と思うようになりました。

取材班:仲間の存在が、辛い時期を乗り越えるきっかけになったんですね。

充実したサービスを一人で切り盛り

取材班:現在のFlower Living K’sで行っている、主なサービスをお聞かせいただけますか?

金城社長:バルーンやジャイアントフラワー、生花が主です。他には、店舗や誕生日のディスプレイもあります。

取材班:全てお一人でやられているんですよね。すごいバイタリティですね!

金城社長:そうですね。なんとか一人で回しています。
私、あまり気を使いたくないんです。従業員がいると、逆に気を使っちゃうんですよ。「あれやって、これやって」が言えなくて。
従業員が帰った後に、一人でバタバタ動くので一人の方が向いてると思ったんです。ただ、忙しい時はヘルプをお願いしています。

取材班:これからもお一人で続けていこうとお考えですか?

金城社長:そのつもりですが、そろそろ誰か雇わないと無理かも…という気持ちもありますね。

取材班:サービス以外の業務はどうなさっているのでしょう?例えば経理業務など。

金城社長:再婚した旦那が税理士事務所で働いているので、全部投げていますね。確定申告も全部丸投げ(笑)

取材班:そうなんですね!それは助かりますね(笑)

ジャイアントフラワーと言えばFlower Living K’sとなるように

取材班:Flower Living K’s様の独自のサービスはありますか?

金城社長:ジャイアントフラワーをこれだけ作ったり、ここまで動けるのは県内で私だけかな、と思います。
他のお店だとお花だけの対応ですよね。でもうちは、ジャイアントフラワーもバルーンも生花も、全て受けることができます。それが強みだと思っています。

取材班:確かにそうですね。疑問なのですが、ジャイアントフラワーの素材って何でしょう?

金城社長:作るもの、形によって、使う素材を変えています。画用紙や不織布、ウレタンやクレープペーパーを使います。

取材班:生花ではない分、キレイな状態を長く楽しめますね。

金城社長:画用紙や不織布は、型崩れはしませんので何年も楽しめます。ただ色は褪せてきますね。
クレープペーパーは伸びる柔らかい素材なので、仕上がりがキレイですが少し型崩れしやすいです。それでも1年は持ちますよ。

取材班:購入されるお客様は、出産祝いなどのお祝い事が多いですか?

金城社長:開店祝いが多いですね。もともとジャイアントフラワーは海外で流行っているものなんですよ。海外では、フォトブースや結婚式のディスプレイで使われていたり。

でも自分が花屋で扱うなら、もっと身近に感じてもらいたくて、開店祝いなどで作り始めました。普通に贈る花束の代わりに使ってもらおうと。

取材班:確かにジャイアントフラワーってあまり見かけないですよね。

金城社長:私、流行ったものを真似するのが嫌なんです。自分で流行を起こしたくて
バルーンも巷で流行る前から作っていたので、最初は全然売れませんでした。そこから少しずつ広まって、今はすごく流行っていますよね。

実はジャイアントフラワーも、作り始めた4〜5年前はほとんど売れませんでした。
お客様にも、ただ飾っているものだと思われていましたが、商工会議所の協力で経営革新計画の承認を受けたんです。
そして今、やっと広まってきたところですね。もっと流行らせたいですね!

取材班:購入されるお客様は、紹介や口コミが多いのでしょうか?

金城社長:口コミが多いですね。地元のお客様は少なくて、ブログを見てくださったり、開店祝いでもらったお花を気に入って、買いに来てくださる方などもいらっしゃいます。

取材班:それは嬉しいですね!本当にお花が素敵でファンになったということですね。

育成にも尽力!

取材班:金城社長は、セミナー講師もやっていらっしゃると伺いましたが。

金城社長:はい、ジャイアントフラワーのスクールを開講しています。平日は予約制のマンツーマン、もしくは2人までの個別レッスンです。
6月からは8人までの少人数レッスンをスタートさせます。個別レッスンは自宅で、6月スタートの少人数レッスンは嘉手納マルチメディアセンターで行いますよ。

取材班:生徒さんはどれくらいいらっしゃるんですか?

金城社長:インストラクターコースは今3人です。あとは趣味で習いたい方がいらっしゃいます。
私と時間の合うときにご予約をいただいて、ご自身が作りたいものを習っていただく感じですね。県外からも来られるんですよ。1週間くらい休みを組んで。

起業したい方へのメッセージ

取材班:これから起業したい方に向けて、何かメッセージをお願いします!

金城社長:偉そうなことは言えませんが…私の中で、他の真似をしたくない2番煎じになりたくない!という想いが常にあります。
新しいもの、他にはないサービスを探していけばお客様はついてくるのかなと思いますね。

取材班:なるほど…。真似ではなく新しいサービスを探すのに、常にアンテナを張ることが大事なのですね。ありがとうございます!

Flower Living K’sの情報はこちら

今回ご紹介したFlower Living K’sの金城社長は、二番煎じにはなりたくない!自分で流行を起こしたい!という熱い想いが印象的な方でした。

ジャイアントフラワーは沖縄から日本中に、更に広まっていく予感がします!

そんな金城社長の素敵なお店、Flower Living K’s様の詳細は下記よりご確認ください。

事業所名 Flower Living K’s
アクセス
住所 〒904-0203
沖縄県中頭郡嘉手納町嘉手納297-7
電話番号 098-957-3123
公式HP https://www.flks.shop/

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