起業して満足ではなく、沖縄県内のダイビングショップで協同組合を作るべく奮闘中!Clown Crown・大橋社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第61弾。今回は、Clown Crownの大橋社長をご紹介します。

ダイビングのライセンスが0円で取得できるメンバー制や、スキンダイビングのコースなど、独自のサービスによってより身近な形でのダイビング体験を提供しているClown Crown。

日焼けした肌をくしゃっとさせながら、「みんなが楽しめることが理想」と語る大橋社長に、起業のきっかけから独自サービスであるメンバー制にかける想い、そして今後のビジョンについて伺ってきました。

オーストラリアで出会ったダイビング・仲間と語った夢

取材班:はじめに、起業したきっかけから伺ってもよろしいでしょうか?

大橋社長:まず、ダイビングのインストラクターの資格は、ワーキングホリデーでオーストラリアに行っていた時に取得したのですが、その時のインストラクター仲間と「沖縄でダイビングショップをやれたら面白くないか?」という話をしていたのがきっかけですね。

取材班:素敵ですね!もともと海が好きだったりダイビングにもご興味があったんでしょうか?

大橋社長:それが海にも全然興味が無かったんですよね、ワーホリに行ったのも実はスカイダイビングがしたかったからで(笑)
地元も大阪ですし、当時の仕事も全く別の業種だったんですが、仕事を辞めてオーストラリアに行った時にワーホリのサポートをしている会社がダイビングショップもやっていて、そこで勧められたからやってみた感じなんです。

取材班:オーストラリアに行ってからご興味を持たれたんですね。ダイビングは始められてみていかがでしたか?

大橋社長:めちゃくちゃ面白かったです!やり始めてから半年はずっとダイビングをしていましたね。
もともとサッカーをやっていたので身体を動かすことは好きでしたし、インストラクターという仕事にも興味がありました。

起業当初は集客に苦労…冬はアルバイトをして生活を繋いだ

取材班:そうした経緯があってダイビングを始められたんですね!実際に沖縄でダイビングショップを開かれてから大変だったことなどはありましたか?

大橋社長:起業当初はお客さんが来なくて大変でした。夏は良いんですがやはり冬が厳しくて。起業後3年間冬はアルバイトをしていました。

取材班:ダイビングとなるとどうしても時期に左右されますよね…。その状況をどのように乗り越えられたんでしょうか?

大橋社長:紹介や口コミでお客さんが増えていって段々安定していきました
今もほぼ広告はやっていないんですが、お客さんがお客さんを呼んでくださって…という感じですね。

あとは他のショップではやっていないスキンダイビングという素潜りのコースで一気に火がついたり、こちらも他ではやっていないメンバー制の会員をコツコツ増やしていったりして乗り越えました

世界初!?ライセンスが0円で取得できるメンバー制

取材班:メンバー制について詳しく伺いたいです!

大橋社長:うちのアピールポイントと言えば、やっぱりメンバー制です。
会員に入って月々の支払いでライセンスを無料で取れるという仕組みは、世界でうちしかやっていないと思います。会費も3,000円から入れますよ。

取材班:3,000円は安いですね!ダイビングはライセンスを取得するのも潜るのにも、結構お金がかかる印象ですが…?

大橋社長:そうですね。ライセンスを取るのにも5万円くらい掛かりますし、潜るのも1日遊ぼうと思うと2万円くらい掛かります。
実は「ライセンスは取ったけどその後潜りに来ない」というパターンがダイビングあるあるなので、ライセンスも取りやすくて潜りにも行きやすいようにしたくてこの制度を考えました。

取材班:実は私がまさにそのパターンです…(苦笑)面白いのも分かってはいるんですが高いなと感じてしまって…。

大橋社長:やっぱり高いですよね。なので気軽に3,000円から入会できて、潜るのに都度お金は掛かるんですが、半額で潜れる上にライセンス取得も無料になるというメンバー制を提供し始めました。

沖縄に住んでいる方にもっとダイビングを楽しんで欲しいという想いもあったので、それも実現できていると思います。

取材班:メンバー制の仕組みなら地元の方のリピーターも増えますよね。私もそうですが需要も大きいと思います!

ダイビング業界全体を盛り上げていきたい

取材班:今後はどのように事業を展開していきたいとお考えでしょうか?

大橋社長:これは起業当初から言っていることなんですが、沖縄県内のダイビングショップで協同組合を作りたいと思っています。

取材班:とても興味深いです…!ぜひ詳しく教えていただけますか?

大橋社長:まずダイビングショップは非常に数が多いんですよ。
その大半が1人か2人で経営されているんですが、それぞれのお店でお客さんが溢れてしまった場合に他の店の方にヘルプをお願いするフリーという制度があって、それが今のダイビングショップのスタイルになっています。

取材班:なるほど。個人経営のショップ同士が助け合っているというような感じでしょうか?

大橋社長:そうですね。ただこの制度はすごく無駄が多いと感じています。
ダイビングショップは1人で経営するとしても、たくさんの機材が必要になるんですが、それぞれのお店がその機材のメンテナンス費や店舗の家賃を負担していて、それってすごく無駄じゃないですか。

取材班:たしかに…。協同組合を作ることでその無駄を解消されるということですね。

大橋社長:そうですね。その機材も店舗も全てうちで管理して、共同で自由に使えるようにしたいと考えています。
それによってメンテナンス費や家賃の無駄がなくなると思いますし、協同組合と言う大きな組織にすることで大きな仕事も得られると思います。

取材班:面白いですね!ただ正直なところ、それで大橋社長にメリットはあるんでしょうか?

大橋社長:直接私の利益に繋がる話ではないと思いますが、ダイビングショップの協同組合を作ることで業界自体に良い影響があると考えています。

インストラクターを指名制にすることも考えていて、指名されたらインストラクターも嬉しいので指名してもらえるように技術を向上させて頑張りますし、それはお客さんにとっても嬉しいことだと思います。

私の理想はまずみんなが楽しめることで、その結果お金にも繋がったらいいなと思っていますね。

取材班:まずはみんなが楽しめる事…素敵です。そういった発想はどのように出てきたんでしょうか?

大橋社長:日本でのダイビングインストラクターの立場を向上させたいという想いはありますね。
オーストラリアでは人気の仕事で給料も良いんですが、日本では実際まだまだ給料も安いですし「遊びみたいなことしてて大丈夫?」と言われてしまうのが実情です。
私が起業する時もそれがとても悔しかったので、そこを変えていきたいというのはあります。

取材班:オーストラリアと日本で大きな違いがあるんですね。やはり給料としても厳しいというのが現状なんでしょうか?

大橋社長:今のショップのやり方だと夏と冬の収益の差が大きすぎて給料を上げられないというのが実際のところです。
なのでメンバー制を導入してコンスタントに収益を得られるようにしたり、給与に関しても基本給+歩合制を導入して、少しでも給料を上げやすいようにしています。

取材班:ダイビングショップは30~40代の方が経営されているイメージがありますが、大橋社長の考えた取り組みによって、より若い方も仕事として始められる方が増えそうですね!

頭でっかちになって踏み出せなくなるなら、馬鹿になった方が良い

取材班:最後に起業したい方へメッセージをお願いします。

大橋社長:無駄に勉強はするな!ですかね(笑)
勉強をすることで起きるかどうか分からないことに悩んで、結局一歩を踏み出せなくなる方がすごく多いと思うんですよ。ただ実際はできるかどうか考えたって意味は無くて、やってみないと分からないことだらけです。

まずはやってみて、やらないといけないことに直面してからやるというので良いと思うので、無駄に勉強して頭でっかちになるよりは馬鹿になった方が良いと思いますね。

取材班:行動する前に考えないといけないと思っている方は多いと思うので、そういう方々にすごく響くお言葉だと思います…!大橋社長、本日は非常に興味深いお話をありがとうございました。

Clown Crownの情報はこちら

「楽しいことを追いかけていただけ」という一方でダイビング業界全体の向上を常に考えている大橋社長。

「利益に繋がらなくてもみんなが楽しめて業界が盛り上がれば良い」と真っ直ぐに語る姿からは、一企業のみならず業界全体を引っ張っていくリーダーの風格を感じました。

スキンダイビングやファンダイビングなど様々なダイビングコースを格安で楽しむことができるClown Crown様の事業所情報は、下記よりご確認いただけます。

事業所名 Clown Crown
アクセス
住所 〒901-2134
沖縄県浦添市港川(字)537-3
電話番号 090-5126-6665
公式HP https://clown-crown.okinawa/

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