バタフライピーを日本のカルチャーとして沖縄から広めていきたい。株式会社バタフライピー研究所・王社長の起業エピソード

「沖縄の経営者特集!」第111弾。今回は、株式会社バタフライピー研究所の王社長をご紹介します。

社名が表す通り、バタフライピー(和名:チョウマメ)の供給を通じて人々の健康・美容に貢献することをミッションとしている株式会社バタフライピー研究所。

バタフライピーを沖縄の特産品にしたいという王社長に、起業のきっかけから今後のビジョン、起業したい方へのメッセージまで伺ってきました。

バタフライピーを日本のカルチャーとして沖縄から広めていきたくて

取材班:まずは起業したきっかけから伺いたいのですが、創業はいつになりますか?

王社長:創業は今年2021年の2月になります。もともとは東京に会社があって、バタフライピーの事業としては5年程前からスタートしていました。
バタフライピーの知名度がなかったためその市場を作るところから始め、POP UP SHOPを運営したり由比ヶ浜で海の家をオープンしたりしました。その甲斐あり徐々に注目されてきてバタフライピーの分野では国内シェアNo.1となっています。

取材班:市場作りから始めて国内シェアNo.1ですか!素晴らしいですね!沖縄でも事業を展開されたきっかけは何かあったのでしょうか?

王社長:バタフライピーそのものにもファンがついていく中で、国産品へのニーズが高まっていたことから、沖縄でバタフライピーを栽培されている農家さんと業務提携をしてバタフライピーの販売を始めました。

取材班:沖縄でもバタフライピーが作られていたんですね。知りませんでした…。

王社長:数年前から南城市で栽培されていたのですが、それほど大きな広がりがありませんでした。
ただ沖縄の農家の方と取り組みを進めていく中で、沖縄の抱える問題も見えてきて、そうした色々な問題をバタフライピーで解決できるということも分かっていきました。

取材班:沖縄の抱える問題とはどういったものでしょうか?

王社長:1つは農家の問題ですね。沖縄にはたくさんの農家さんがいらっしゃいますが、そのうち約70%くらいが高齢者です。
栽培しているものとしてはサトウキビやシークワーサー、パイナップルなどがありますがどれも収穫が大変で、後継者不足などの問題で続けられないという農家が多いとのことです。

取材班:たしかに農家の高齢化問題は深刻ですよね。バタフライピーはどのようにその解決につながるのでしょうか?

王社長:バタフライピーは収穫が比較的簡単です。オーガニックで農薬が不要ですし、リトマス試験紙のように色が変わるという性質もあるので、学校教育などを通して子供たちに農業を体験させることも可能です。

取材班:今現役の方の負担も軽減できる上に、後継者問題までカバーする可能性があって素晴らしいですね!
1つは、ということは別の問題も何かあるんでしょうか?

王社長:もう1つは飲食の問題です。やはりコロナの影響で飲食業の方々は大きな打撃を受けています。コロナ後に改めて沖縄の魅力を伝えていくにあたって、バタフライピーを活用したいという声が多いです。

取材班:沖縄は観光立県ですし、コロナによる影響は特に大きいですよね。その問題に関してはバタフライピーがどのような解決策となりますか?

王社長:バタフライピーは煮出すと綺麗な青色になり、温度によってその濃さも変えられます。
この性質から沖縄の澄み渡る空や深い海を表現することができますし、ほとんど無味無臭なので色々なものと組み合わせることができるんですよ。
バタフライピーのアイスティーを用意したので、良ければ飲んでみてください。

取材班:(ドリンクをいただいて)おいしいですね!見た目から濃い味がするのかと思っていましたがすごく飲みやすいです!

王社長:ありがとうございます。それにこちらも加えて混ぜていただくと…。

取材班:紫になりました!すごい!

王社長:先ほども少しお話しましたが、バタフライピーは酸性のものと混ぜると色が変わります。沖縄だとシークワーサーやパイナップルと合わせられますね。
味にも影響しないので、ドリンクだけでなくパンケーキやマカロン、チョコレートなどにも合わせることができます。

取材班:(商品を見ながら)マカロンもすごくきれいですね!

王社長:いわゆる「映える」ので飲食に使っていただけるんですよ。
バタフライピーは単体でももちろんですが他のものと混ぜて真価を発揮するので、飲食店さんにも既存の取引を維持しながら使っていただけます。
既存のつながりを崩すことなく皆でハッピーになれますし、関わってくださる皆さんからも「バタフライピーは沖縄の問題を救う希望なんだ」と言ってもらえています。

取材班:本当にその通りですね。

王社長:私たちもその想いに応えなければと思っていますし、熱意を持って取り組んでいます。
社員の中には東京に彼女を置いてきて事業が成功するまで帰らないという者もいますね(笑)

取材班:すごい覚悟ですね(笑)

王社長:私たちには、バタフライピーを単に商品としてだけでなく、日本のカルチャーとして広めたいという想いがあります。
健康や美容にとても良いものなので、この沖縄から日本に広めていきたいですね。

初起業は18歳!きっかけは孤独な青春時代から?

取材班:順調な事業展開をされている王社長ですが、起業されて今までで苦労したことはありましたか?

王社長:初めて起業したのは18歳の頃だったのですが、その前後はやはり大変でしたね…。

取材班:18歳で起業ですか!?初起業のきっかけはどういったものだったのでしょうか?

王社長:私は中国出身ですが生まれは日本で、14歳までは東京で暮らしていました。
14歳で単身中国留学に行きましたが、言葉が分からないので友達もできず、孤独な青春時代を過ごすことになりました。

取材班:波乱万丈ですね…。その後はどうなったんでしょうか?

王社長:日本に帰れなくなったものの、同級生たちはまだ学校に通っていたので、やることがなくて始めたのが最初の事業になります。
その後はNPOを作って貧困層支援を行ったり、日本企業の中国進出ブームの時にはコンサルティングを手掛けたりと様々な経験を積みました。

取材班:中国では若くして凄い経験をされていたのですね。日本にはどのタイミングで戻られてきたのでしょうか?

王社長:中国でやりたかった仕事を済ませて、7年程前にやっと日本に帰って来ました。
孤独な青春時代ではありましたが、その間も日本の友達が日本のカルチャーやトレンドを教えてくれて、大好きな日本文化を中国にも伝えることができたのは良かったですね。

バタフライピーを沖縄の特産品にして、関わる人たちに貢献したい

取材班:御社のコンセプトについても伺ってよろしいでしょうか?

王社長:バタフライピー研究所の目標としては、「バタフライピーを沖縄の特産品にしたい」ということですね。
県産品としてのバタフライピーの価値を高めることで、農家さんや商品加工工場の方、運送会社の方、バタフライピーに関わる色んな人たちに貢献したいと思っています。

取材班:バタフライピーを沖縄の特産にして関わる人たちに貢献する…素敵ですね。今後取り組んでいきたいことなどはありますか?

王社長:今年の3月にバタフライピー産業推進団体を発足したところ、30社ほどの企業に加盟または賛同をいただいています。
それぞれの企業からバタフライピーを使った商品や商材をこの夏を目途に一斉リリースする予定で、沖縄の特産品として認定してもらうべく、どんどん働きかけていきたいですね!

関わってくれる人を大事にすること!

取材班:最後に起業したい方へのメッセージをお願いします。

王社長:関わる人は大事にした方が良いです!私は中国人なので、どうしても偏見を持たれることが少なからずありますが、それでもフェアに接してくださる方が大勢いらっしゃいます。
そうやって関わってくださる方たちは、本当に大事にした方が良いと思いますね。

取材班:人との関りはやはり大切ですよね。

王社長:そうですね。あと起業に関して言いますと、悩むくらいなら早くやった方が良いと思います。

取材班:王社長はとても早くで起業されていますが、結構勢いという部分もありましたか?

王社長:私の場合は、最初の事業で貿易業を手掛けていました。はじめたきっかけが、日本と中国の貿易でディーラーに騙される人たちや、まがいものを掴まされる人たちの話を聞いていて、自分ならそういう人たちを守ってあげられる、自分じゃないとできないと思ったんです。

取材班:なるほど。ご自身にできることと、人々が求めていることが見えていたんですね。王社長、本日はお忙しい中素晴らしいお話をありがとうございました!

株式会社バタフライピー研究所の情報はこちら

バタフライピーを沖縄の特産にすることを目標にし、事業を通して関わる人々に貢献したいと語る王社長。

市場開拓から市場成長、そして沖縄の問題にまで取り組まれる王社長からは、起業家としての確かな行動力や実現力をを感じました。

そんな王社長が代表を務める株式会社バタフライピー研究所様の事業所情報は下記よりご確認いただけます。

事業所名 株式会社バタフライピー研究所
公式HP http://butterflypea.jp/

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