沖縄県の補助金の窓口はじめました

「趣味のお店を開きたい!」
「独立してサラリーマン以上に稼ぎたい!」
「自分の力を試してみたい!」
・・・など、夢を持って起業する方の強い味方となるのが、“補助金”や“助成金”の存在です。
様々なケースに対応した補助金・助成金がある中で、今回は沖縄での活用事例を3つと、県内で起業する方に向けたものを5つピックアップいたしました。
これから起業を考える方は、ぜひご覧ください。
「こんなものにまで補助金が使えるの!?」となる内容もありましたよ!
目次
沖縄での補助金活用事例①
~POSレジの導入~
石垣島で石垣焼の器やアクセサリーなどを販売している窯元の事例。
香港や台湾からの来客が増えたことにより、Webサイトでの海外発信や業務効率化を希望していました。
そこで、「IT導入補助金」を活用し、在庫管理と会計を連動できるPOSレジを導入。
商品が焼き上がると在庫データとして登録、販売する際には出力したバーコードを読み込むだけでよく、データを移す作業がなくなりました。
レジ締め等にかかる大幅な手間が省けることで、従業員数が少なくてもミスが減り、かつ正確さを保つことにもつながったようです。
補助金の活用により、既存店舗の売上アップはもちろん、海外展開にも更なる期待が寄せられています。
IT導入補助金2019より引用
沖縄での補助金活用事例②
~技術開発や新設備の導入~
名護市に本社を構え、泡盛製造事業を中心に行う酒造会社の事例。
紅芋を原料とした焼酎製造を行う中で、その副産物を使った商品を作るべく「ものづくり補助金」を活用しました。
繊維質の多い紅芋は、泡盛蒸留粕と比べて濾過にかなりの工程がかかります。
そこで、補助金を活用して自社独自の新しい濾過技術を開発。
栄養分と味を濃縮する機械も、補助金の設備投資費を利用して導入しました。
沖縄県中小企業団体中央会、ものづくり補助金成果事例集より引用
沖縄での補助金活用事例③
~HP・看板・リフォームなど~
「商品開発なんてしないし、事例とウチは当てはまらないな・・・」などとお考えになった皆様、まだ諦めないでください。
補助金の嬉しいところは、小さなお困りごとにも対応可能なケースもある!という点です。
例えば・・・
「起業する時にホームページを作りたい」
・・・それ、補助金が使えます!
「店舗の看板作らなくちゃ」
・・・それ、補助金が使えます!!
「内装が古いからリフォームしたい」
・・・それ、補助金が使えます!!!
補助金の中でも、特に「小規模事業者持続化補助金」は申請ハードルが比較的低く、個人事業主の方も使いやすい補助金としておすすめです。
上述したホームページや看板の作成、なんと内装リフォームなどでも申請することができます。
スマホに対応した拡張性の高いホームページ作成や、通販サイトの新設などは、非常に多い活用事例だと言えるでしょう。
他にも・・・
✔ ヘアーサロンが高機能椅子の導入に使ったり
✔ キッズアカデミーが子供のやる気を引き出すオリジナルアイテムの制作に使ったり
✔ 居酒屋がテーブル席の導入や店舗改装に使ったり
✔ 観光コンサルタント会社が顧客の期待に応えるバスツアー計画に使ったり
✔ カフェが多言語のメニュー表制作に使ったり
✔ 酒屋がワインのセミナーを開催するために使ったり
ある沖縄雑貨のお店では、来店誘致とリピート率向上のために、インスタ映えする外観づくりを行なったそうです。
集客目的で「インスタ映え」「SNS映え」
今はネットで何でも検索する時代ですから、「インスタ映え」「S
その他、面白い活用内容としては、
✔ 車屋さんが自動アシスト自転車のデモカーを導入し、体験試乗会を開催していたり
✔ キャンプ用品店がインフルエンサーを活用し、自社商品の販売強化を図っていたり
様々な売り上げアップにつながる施策に、補助金が活用されています!
また、チラシ作成やポスティングといった、集客に結びつく広告宣伝にも補助金を活用することができますし、海外販路開拓のための展示会出展費に活用した会社もあります。
沖縄での起業時に役立つ補助金・助成金5つ
まとめ
いかがでしょうか。
沖縄で起業する方に向けた補助金の中で、気になるものは見つかりましたか?
おさらい致しますと、
1.店舗借入や人件費の助けになる
「地域創造的起業補助金」
起業する際に必ず利用したいのが、経産省からの「地域創造的起業補助金」。
沖縄のみならず全国の起業者を対象としており、人件費や店舗借入費などに最大200万円が支給されます。
中小企業庁の補助金等公募案内はこちら
※各認定市区町村等による特定創業支援事業についてはこちらより、認定市区町村の窓口にお問い合わせください。
2.新商品やサービス開発をするなら
「ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金」
「ものづくり補助金」とも呼ばれる、経産省の補助金制度です。
中小企業や小規模事業者等が、認定支援機関と連携して試作品を開発したり、設備投資したりする際に交付されます。
平成31年度の沖縄県地域事業事務局はこちらですが、継続するかは今のところ未定。
3.地域貢献にもなる
「地域雇用開発助成金(沖縄若年者雇用促進コース)」
沖縄県内で事業所の設置・設備を行ったり、35歳未満の従業員を雇う際などに支給される補助金です。
失業率の高い若年者の雇用改善を目的とし、1人あたり最大120万円支給される内容となっています。
労働局やハローワークなど、沖縄の支給相談窓口はこちら
4.生産性アップ・コスト削減につながる
「IT導入補助金」
沖縄はもちろん、全国の中小企業・小規模事業者を対象としており、昨今特に拡充されている補助金です。
2020年からはITの導入を促進する制度に生まれ変わり、最大450万円と大幅に上限が引き上げられています。
補助金で導入できるのは、ITベンダー・サービス事業者の登録したITツールのみですが、サービス等の生産性向上に直結するため活用しない手はありません。
IT導入補助金HP(サービスデザイン推進協議会)はこちら
5.沖縄起業ショップいちおし!
「小規模事業者持続化補助金」
個人店などの小規模事業者の販路開拓や、広い範囲で売上アップの取り組みを支援する補助金です。
対象事業も多く、上限として原則50万円が支給されることから、沖縄起業ショップでも一押しの補助金となっています。
申請窓口の沖縄県商工会連合会はこちら
このように、起業時に役立つ補助金はたくさんあっても、実際には自分で調べたり、申請したりするのは手間ですよね。
そんな時、「手軽に相談できる窓口があればいいのに」と思うことはありませんか?
実は、沖縄の地域に密着した補助金の窓口、あるんです。
沖縄の補助金の窓口「沖縄起業ショップ」が、補助金活用のお手伝いをします!
2019年、那覇市前島にオープンした“沖縄起業ショップ”では、沖縄の補助金について知りたい方をサポートする窓口を設置いたしました。
どのような補助金があるのか、どのように申請すればいいのか・・・など、起業時の補助金・助成金にまつわるご相談も承ります。
また、グループ会社が行っている「補助金ポータル」では、全国対応も可能です。
「集客につながる補助金ってあるのかな?」
「設備の導入や人材採用に使える補助金が知りたい」
「補助金を使ってホームページを作りたいんだけど・・・」
など、些細なお悩みでも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。
補助金ポータルはこちら
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