【沖縄】起業時の新常識!?キャッシュレス決済の導入メリットとは

『〇〇Pay』という風に、店頭のチラシやCMで頻繁に見かけるようになった「キャッシュレス」。
2019年10月から始まった消費税増税と共に、その認知度はさらに高まりを見せています。
そんな中、「話題のキャッシュレスに興味はあるけど、よく分からない」
「クレジットカードに対応していれば大丈夫じゃない?」
「聞いたことはあるけど、なんだか設定が面倒くさそう」
など、関心はあっても、なかなか一歩踏み出せない経営者様も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は注目度の高いキャッシュレスについて、簡単にご紹介していきたいと思います。
これから沖縄で起業しようとお考えの方はもちろん、すでに起業していて、キャッシュレスに興味があるという方は、ぜひご一読ください。
目次
そもそもキャッシュレス決済とは?
キャッシュレス決済とは、その名の通り現金以外で支払い・受け取りをすることを言います。
つまり、以前から流通しているクレジットカードでのお支払いも、キャッシュレス決済に含まれるということですね。
最近では、スマホを用いた様々な決済サービスが登場しており、政府も国を挙げてキャッシュレス化を進めています。
9ヶ月間という期間限定ではあるものの、増税後は一部の店舗を対象に、キャッシュレス決済でポイントが2%あるいは5%消費者に還元されるキャンペーンが行われています。
また、加盟店には決済端末を無料配布、決済手数料は3.25%以下、さらにその決済手数料の1/3を期間中であれば国が負担するという後押しもあり、各サービスの加盟店も順調に増えてきました。
今でこそキャッシュレスブームが巻き起こっていますが、実は磁気カードやICカードなどもその一種であり、意外と身近にあったものなのです。
清算方法と決済方式
1.清算方法
まず、いつ対価を支払うのか、という清算方法での分類です。
●前払い(プリペイド)・・・電子マネーのSuicaやnanacoなど、あらかじめ金額をチャージしておく方法。
●即時払い(リアルタイムペイ)・・・デビットカードなど、支払いと同時に銀行口座から代金が引き落とされる方法。
●後払い(ポストペイド)・・・クレジットカードなど、後日支払額が請求される方法。
2.決済方式(インターフェース)
次に、どのような決済方法で支払うかの分類です。
●磁気カード・・・磁気ストライプのついたカードのことで、クレジットカードが代表例。
●接触ICカード・・・ICチップを埋め込んだカードのことで、キャッシュカードが代表例。
●非接触ICカード・・・電波を使って専用機器と通信させるカードのことで、Suicaやnanacoが代表例。
●バーコード・・・専用アプリでバーコードを作り、それを読み取る方法で、LINEPayなどが代表例。
●QRコード・・・専用アプリでQRコードを作り、それを読み取る方法で、PayPayなどが代表例。
ちなみにバーコードとQRコードに関しては、店舗側でコードを表示してお客様側が読み取る方法と、その逆の2パターン存在します。
キャッシュレス決済を導入する店側のメリット
キャッシュレス決済の仕組みが分かった上で、今度は店舗側が導入するメリットを見ていきましょう。
支払いにかかる時間が短縮できる
キャッシュレス決済の大きな特徴は、専用機器にカードやスマホをかざすだけで支払いが完了するという点です。
お客様から現金をいただき、おつりを計算してレシートと一緒に渡す・・・といった手間が減り、支払いにかかる時間を短縮することが可能です。
レジの混雑を解消できれば、その分お客様を待たせることもありません。
そうすると顧客満足度にもつながりますし、人件コストを抑えることもできるでしょう。
現金を扱わずに済むため負担が減る
キャッシュレス決済は現金を扱わないため、数え間違いといったミスも減らせますし、銀行でおつり用の現金をたくさん用意したり、売上入金やレジの締め作業といった手間も少なくできます。
煩雑なレジスターの操作方法を覚えることもありません。
また飲食店であれば、直接現金に触れないため、清潔な状態をキープしやすい点もメリットと言えるでしょう。
リアルタイムに顧客情報の管理ができる
店舗側にとって、何がどれだけ売れたのかという「情報」は、顧客獲得・維持のために非常に大切です。
現金の場合、どの年齢層の方が何を買ったのかという情報把握が難しくなりますが、キャッシュレス決済なら電子情報として、顧客の傾向や嗜好を効率よく集めることができます。
どのユーザーが何を好んで来店するのか、最近よく売れる商品は何か?といったデータがあると、仕入れ方法を見直して無駄を減らせたり、より顧客満足度につなげやすくなるでしょう。
売上アップが期待できる
キャッシュレス決済は、お客様の財布のひもを緩めることが期待できます。
例えば、「あ、これ良いな!」と思う商品を見つけた場合、手持ちの現金が少なくても、キャッシュレス決済なら購入のハードルが下がるため、買ってくれる可能性があるのです。
また、キャッシュレス事業者は定期的にキャンペーンを実施しており、消費者にとっても使うメリットが大きいので、キャッシュレス決済に対応しているだけで顧客の増加、ひいては売上アップが期待できます。
中でも、キャッシュレス文化が普及している海外の観光客を取り込みたい店舗様は、導入必須と言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
話題沸騰中のキャッシュレスについて、簡単に仕組みや導入店舗側のメリットをご紹介いたしました。
海外と比べると、まだまだ現金派の人が多い日本ですが、徐々にキャッシュレスが当たり前の時代へと突入しています。
これまで不安視されていたセキュリティ面もだいぶ強化され、リスクやデメリットは大幅に解消していると言えるでしょう。
今後、より一層キャッシュレス決済の利用率が高まるのは目に見えています。
これから起業をお考えで、まだ導入を迷っているという方は、まずは1種類から取り入れてみてはいかがでしょうか?
次回の記事では、たくさんある種類の中から、Wizショップがおすすめするキャッシュレス6選をご紹介します。
起業サポートを行うWizショップでは、こうしたキャッシュレスについてのご相談も承ります。
沖縄で起業したいと検討していましたら、どうぞお気軽にご来店ください。
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